日本海から650mの海岸段丘上にある池。 池畔が新鶴潟公園として整備されており、国道からも近く駐車場も整備されているのでアクセス性がよい。 溜め池と思われるが、ネット上で出てきた情報はヌマエビの仲間の「ヌカエビ」に関する学術論文がずらずらっと。井上春夫氏らの1990年の調査では「流入流出河川のない最大深度6.3mの沼である」とされていた。 池の下にはスポーツ公園や道の駅、日帰り温泉もあり、東北地方の陸封エビの学術調査の拠点として白羽の矢があったのだろう。 学術論文に掲載されるなど、池に生息する生物が研究対象となったところとしては、摩周湖(北海道弟子屈)、深泥池(京都府京都)、虹ヶ谷池(徳島県板野)、深見池(長野県阿南)などがある。 マークした場所は温泉のある道の駅。鶴潟沼は350m東。