岡山県営の大規模多目的ダム。湖名は、しゃくなげ湖。 県内初のプレキャスト通廊を採用。ダム周辺には、たたら遺跡群がありダムサイトのあずまやに資料展示も。 駐車場あり。 たたら遺跡展示 この日、スーパーで買った刺身。いちばん安かったのがノドグロとは! 鳥取産のようだが。 マークした場所は駐車場。
日本庭園ランキング18年連続の1位の池庭 池庭、枯山水、青松白砂など三つの池と高さ15mもの本格的な人工滝などで構成される回遊式庭園が、2020年にアメリカで発表された専門誌による日本庭園ランキングにおいて18年連続の日本一に。 この庭園は地元島根出身の実業家であり横山大観の絵画のコレクターでもある足立全康翁が昭和を代表する庭師を起用して作庭したもの。 近くには月山富田城や、道の駅、日帰り温泉もあり、ときどき立ち寄りはしているのだが、入園料2,300円のハードルが高すぎて、なかなか池庭にお目にかかれていない。とりあえず今回はイラストでご勘弁。 大駐車場あり。 www.adachi-museum.or.jp 月山富田城跡 マークした場所は駐車場。
出雲神話、第三の鏡池 日本中の神々の集う国、出雲にはヤマタノオロチという八つの首を持つ大蛇退治をしたスサノオノミコトにまつわる伝説の地も多い。 彼がヤマタノオロチ退治にのりだす動機となった奇稲田姫(くしなだひめ。「櫛名田比売」「稲田姫」とも)という美女が身を隠していた場所として、松江市郊外に鏡の池という寺社池があった。 また出雲市の出雲大社境内にも鏡の池という寺社池がある。 bunbun.hatenablog.com bunbun.hatenablog.com 三つ目の「鏡」の池は山にあった じつはさらにもうひとつ、山深く分け入った奥出雲にも美女クシナダヒメが髪を梳く際に鏡がわりに使ったという池があった。 二車線道路沿い旧道の引き込みがあって駐車スペースが設けられている。東側に鏡ヶ池、西には元結い掛けの松。八頭滝をはじめ、このあたりの地名の「八頭」はおのずとヤマタノオロチを思わせる。 この
六泉上池、六泉中池、六泉下池の三池からなり、もともとは農業用の溜め池であるが、いずれも富山市ファミリーパークの構成要素として取り込まれている。 同園はフィールドアスレチックや貸ボートも備える。里山里池の環境保全の役割も担っており、池では2020年に水抜き。 同園では池の動植物の生態などSNSで積極的に発信している。 公園池的な表情も強い一方・・ 富山県の溜め池に特徴的な共通標識は健在 洪水吐。奥には取水設備も見える ボート乗り場と階段状護岸 マークした場所に駐車場。
竜沢寺池とともに竜沢寺緑地公園に包摂された溜め池構造を持つ池であるが、何という不可思議な名であろうか。 龍澤寺の案内マップで見つけた名で誤記の可能性も考えたが、行政が設置した土砂災害警戒標識にも同様の池名が記されていた。愛媛県の別の行政資料には「カカヤン川」という名があった。この池を含む沢のようだった。 どうもこの名前、薔薇の一種で「ヤエヤマノイバラ(八重山野茨)」とも呼ぶらしい。日本原産ではないが、八丈島の漁民がフィリピン・ルソン島北部のカガヤン川から種子を持ち帰ったという由来に驚いた。 それにしても、そんな遠来の名前がなぜ四国の山奥に? なんて思っていたら、地元の方から当ページのコメント欄に情報を寄せていただいた。植物の名前ではなく、「かーちゃん」という意味では、とのこと。確かに山奥に二つの池。となれば、とーちゃんこと竜沢寺池の方は、さしずめ「トトヤン池」とでもいったところか。 堤の天
池の近くにある山頂展望公園「フライブルグ城」って何ぞやと思って足を向けた。二車線道路でアクセスできる松山総合公園に隣接し駐車場もあった。 小ぶりなオリフィス塔を備えた池は低水位で運用される設計で、造成調整池のようだ。 やがて朝がたの中学生の通学時間にハマってしまい、走りだすと図らずも中学生まみれになって走ることに。 彼らが吸い込まれていった学校を見て、ああーっ! これぞ四国が誇る名門校・愛校学園ではないか。見たのは初めてだった。オートバイでよくツーリングに連れて行ってくれた先輩が、確か愛光出身だった。高速道を使わず主要道もなるべく避け、ひたすら山道、里道、広域農道を走りつなぐ遠征スタイルは彼から学んだ。そうか。中高生時代、ここに通っていたのか。 マークした場所は駐車場。
江戸時代に築造された周囲長2kmの皿池タイプの溜め池。 洪水吐が左岸側と右岸側の両方にあるのが特徴的。 養魚池として漁業権が設定されており、木柱状の免許標識が立つ。これは香川県の溜め池ではしばしば見られる。 コンクリートタイル護岸に転落防止の足かけ(?)が設けられている。愛媛の溜め池でも見られる。遠くに見えるのは屋島 取水設備はフロート型か
中池の西側にある小さな池。 名前が特徴的だったので採りあげた。怒塚山の東山腹に造成された金甲山太陽霊園という墓地を一番上まで上りつめると、池へのアプローチ路へと接続。ネーミングは霊園とのからみか。 管理の手が届かなくなって久しいのか、堰体の前法面にまで木が生えてしまうほどで、極楽感に浴することはできないかも。 類名の池は意外に少なく希少ネーム。ちょうど先日、大阪の四天王寺境内にある「極楽の池」を収録したばかりだった。ほか、同名の池は福岡県篠栗の霊園横にもあるみたい。 逆に地獄の方はというと、神奈川県に清左衛門地獄池、青森県と埼玉県に地獄沼がある。 bunbun.hatenablog.com bunbun.hatenablog.com bunbun.hatenablog.com
【あかうみ・しらうみ / 赤穂海浜公園】 全国的にもめずらしい汽水の人工公園池。 兵庫県立・赤穂海浜公園のメイン構成要素となっている円形の二つの人工池。 赤湖(あかうみ)、白湖(しらうみ)と名付けられた池はつながってヒョウタン形になっていて、くびれたところに出合橋が渡されている。 石畳みの浅瀬で水遊びもできるじゃぶじゃぶ池が接続し、本湖ではボート、カヌーのりばも。池の水は千種川河口から潮の千満差を利用して取水しており、全国的にもめずらしい人工汽水湖。 2016年の初訪問時は営業時間前に到着してしまい、ゲートにおろされた柵ごしの撮影に。柵のあいだから望遠レンズを差し込んでいる姿はわれながらかなり怪しく、ちょうど伊勢サミット前の警戒警備が厳しい時期だったこともあり、通報されなくてよかった。 地元の監視人が軽トラックで飛んできたり、警察に通報されたりは日常茶飯事。 2020年、空撮で全景を捉えた
股ヶ池明神と桃ヶ池 あの聖徳太子が大蛇を退治した池 阪和線高架下にある都市化の進んだ池で、池名を冠した桃ヶ池公園として整備。地元にとっては生活に溶け込んだ馴染みの深い水辺だが、聖徳太子の大蛇退治伝説もあり歴史は長い。農業用水池として使われつつ鯉、ウナギ、フナ、ナマズなどを養殖していた時期もあったそうだが、そもそも人造だろうか。 ウィキペディアによれば、「百ヶ池」「脛ヶ池」「股ヶ池」といった表記(いずれも「ももがいけ」と読む)も見られた。 特に「股ヶ池」については池の一角に股ヶ池明神があり、本来なら伝説ともゆかりの深いこちらの字をあてるのもよかったのではないかと思う。ただ桃の字も単なる当て字ではなく、わりと古くから使われていたそうだ。 股の字がつく池は奈良には、蛙股池という日本史最古級の溜め池がある。 連続テレビ小説『てっぱん』ロケ地。 釣り禁止。 bunbun.hatenablog.com
小山にはさまれた谷戸で荒れ放題だった休耕田を、市民の力で整備し四つの池を造り、子どもを交え環境学習や体験の場として活用されてきた。 放たれたメダカは300尾が1万尾にまで殖え、地域の小学校などに里子に出されるまでに。タナゴやタイコウチなど昔ながらの在来種もいるようだ。 2021年に訪れたときは、水位が落ちて池というより休耕田に戻ってきた感じがしないでもなく、メダカたちは大丈夫? 冬期はどこか別の場所で保護されているのだろうか。最上段の棚池はビニールフェイシング(?)で養生されていた。 植物はスイレン、アジサイなど。 大型公衆浴場施設「天然温泉ユーユーカイカン」第二駐車場の横に、池への入口がある。 徒歩80m。 めだだの池への入口。右側の細い坂を上っていく日帰り温泉駐車場 マークした場所は池への入口
きたまただむ。 富山県の難敵ダムに挑む 日本各地に点在する、会うことさえ困難な難敵ダムの数々。 北又ダムはそんな貯水池のひとつではあるものの、ダムへのアプローチ路が一般車両通行禁止となっているタイプ。とはいっても自転車、歩行者であればオーケー(※)との情報もあり、難関ダムとしてはチョイ緩め? でもその行程は往復で20kmもあり、箱根峠越えぐらいの標高を登坂しなければならないし、ダムマニアの単独到達レポートもほとんどなく、実際の状況が分からない。 2020年夏、折りたたみ自転車でのアタックを試みた。 (※)自転車は車両に属するため、規制対象になる可能性があります。通行を考えている方は朝日町役場に問い合わせて確認をしてください。 行程 朝日小川ダムを越えて 朝日小川ダムまでは二車線路。その先、トンネルとなるが県道終点の小川温泉元湯ホテルまではおおむね快走路。まったく問題ない。 bunbun.h
「おおだるみ」といえば「バリバリ伝説」世代にはローリングのメッカとして名を馳せた大垂水(おおたるみとうげ / 東京都)、また最近ではクルマで行ける日本最高標高2,360mの道路であり、ヒルクライム聖地の峠である大弛峠(おおだるみとうげ / 山梨県)が有名だが、じつは地形を示す一般地名として全国各地で見られる。 もともとは山の鞍部にまったりと広がった峠を指すものと思うが、そういう意味でここ黒姫山の山頂西側中腹にある湿原は、まさに「大だるみ」感全開の地形が魅力。うん、ええ感じで、たるんどります。 そんな地形だけに大雨の後には、みごとな雨後出現湖が現出しそうな予感に満ちているが、ここに来るまでの徒歩行程が長いので、その姿を目にできた人はほとんどいないのでは。 登山路マップ。左側に大だるみ湿原が記されている。下は登山口。
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