ブックマーク / sppc666.hatenablog.com (15)

  • 両サイドから当てています - sppc666のブログ

    2013年12月撮影 この時期は「艦これ」が始まったばかりで、各キャラのことも知れ渡る前でした。私も話題に追いつくためゲームをやってみたかったけれど、満員盛況が続いていてサーバーの空きを待っていた状態で、ほとんど予備知識無しで撮っています。 のちに超有名キャラになる「島風」ですが、もとは駆逐艦です。戦艦、重巡、軽巡、駆逐艦の順に小さくなり、大艦隊を組んだときには最も下位に位置するのが駆逐艦ですから、こんなに堂々とした立ち姿じゃいけなかったのですね。小柄で線が細い、中学生みたいな体格に見えるように工夫しなきゃいけなかったのです。 手の内を見せると、撮影ブースは、こんな仕立てでした。両側から定常光のソフトボックスで半逆光気味に被写体を挟んでいます。これで柔らかい陰翳が生まれて立体感のある写真が撮れます。 垂れ布の幅が狭いので、少し距離をとりながら全身を撮るのも標準ズームの真ん中(50mmくらい

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    k10no3 2022/12/19
  • 本気と書いてマジと読む - sppc666のブログ

    2004年11月撮影 著作権および版権の問題で、商用の電子書籍サイトRopLibには出さず、同人レーベルとしてコミックマーケットでの手売りで出した、CD-ROM写真集の一部です。 大赤字になるのは、最初からわかっていた企画です。「今度コスプレ写真集を撮る」といったら、肌を露出したエロ系かと、まず訊かれたものでした。肌の露出どころか、全身を覆う着ぐるみで、中の人は全員がオッサンです。それでも撮ったのは、私がスーパーロボット大戦というゲームシリーズが大好きだったからです。 この撮影の使用機材は、中判6×6(ロクロク)にポジフィルムを詰めています。押さえとしてデジタルカメラでも撮りましたが、とにかく私は気で撮っていたのです。 特に意を用いたのは、色の再現です。日昼時間帯に順光で撮っているのは、色を正確に写し撮るためです。秋の斜光であれば、突起物が直下に陰をつくることなく、横様に光が当たります。

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  • 健康的すぎるロケでした - sppc666のブログ

    2004年11月撮影 いまはなき電子書籍サイトRopLibで活動をはじめたばかりの時期の撮影です。採算を度外視して、予算的にも体力的にも、ずいぶん無茶なロケでした。 山梨県北杜市にある標高1,660mの日向山(ひなたやま)まで、早朝に都内で待ち合わせてから特急とレンタカーを乗り継いで、登山して、撮影して、日が落ちる前に下山して、終電前に帰宅する……という猛烈な強行スケジュール。被写体は常連モデルで、そろそろ気心知れてきたくらいの時期だったかと記憶しております。 たいして高い山じゃないんですが、登山路には急登もあり、上の方は岩山の風情で、登りきったときの達成感がスゴイのです。そして、その満たされた表情を撮ろうという寸法で、狙いどおりにいきました。ただ、消耗した体力に見合うかどうかとなると、また別な話です。 RopLibで活動していた他の写真作家さんたちの度肝を抜いたのは確かですが、一般読者さ

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    k10no3 2022/11/11
  • 電車の肖像(ポートレート) - sppc666のブログ

    2005年10月撮影 日の高度成長時代を支えてきた中距離電車です。旧国鉄が大都市圏の都市間輸送に向けて開発し、国鉄解体後もJRで長く使用されてきた113系という型式の電車で、全国で活躍していたので、この面構えを見知った人は多いでしょう。実に1963年から82年にかけて3000両近くが製造されました。 私は電車や鉄道に、そこまでの興味関心はありません。しかし、この顔つきの電車には深い思い入れがありました。私が幼稚園児の頃に新型としてデビューし、私が大学を出て勤め人になった頃には出張旅行で乗ったり、いっしょに旅行した家族や同僚たちの顔までが思い浮かんできます。 その電車が、この年に東京から姿を消すと聞いて、撮らずには居られませんでした。その後も地方では生き残りが活躍しましたが、15両を連ねた長い編成で、颯爽と東海道線を走る姿こそ、この電車の花道でしたからね。 一両の長さが20mくらいで15

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  • ソレイユの丘が休園しています - sppc666のブログ

    2021年10月撮影 グラビア系の撮影とは無関係な話ですが……秋の午後の斜光で良い感じの写真が撮れる場所があります。撮影のために行くのではなく、温浴施設やカンガルーを触りに行くために何度も通っていた場所なのですが、この10月から半年も休園するのだそうです。 soleil-park.jp 先日、休園前に行ってきましたが、花畑は更地になっていましたし、温浴施設は一部商品が欠品していました。指定管理者が交替するとのことで、まあ、仕方なしです。これまでは西武造園を代表企業とする指定管理者でしたが、交替するのは日比谷花壇を代表企業として京急グループを含む共同企業体だそうです。 日比谷花壇というと、温室の加温をやめてしまった大船フラワーセンターの指定管理者だったはず。経費節減のためとはいえ、よそに引き取ってもらわなきゃならなかった植物もあったとのことですし、残った植物にしても冬場を加温なしの環境で淘汰

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    k10no3 2022/10/02
  • この撮影のあと救急搬送されました - sppc666のブログ

    2018年9月撮影 被写体は女優さんです。 twitter.com 撮影回数は少ないですが、ずいぶん長いこと注目してきた人です。画像庫で確認できたのは2011年6月、2013年1月、そしてこの2018年9月の3回分ありました。いまでも10代に見える人ですが、リアルに10代だった頃に比べると、かわいらしさが洗練されてきたなと思います。 この日は、橘さんがTwitterで有償での個人撮影を何枠か募集していたのに応じて撮影させてもらいました。たいへん稀な機会に撮れてラッキーでした。 実をいうと、起きたときから熱っぽくて、どうやら蜂窩織炎が再燃したらしいという自覚はありました。皮膚の内側に起きる炎症なので、他人にうつすことはありません。というわけで出掛けても誰かに迷惑をかけることは無いと判断して撮影に行きました。 撮っているうち、次第に熱が高くなってきて、ヤバイと思って10分くらい早めに切りあげた

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    k10no3 2022/09/25
  • インチキなしですよ - sppc666のブログ

    2004年9月撮影 アマチュアというかセミプロくらいのモデルさんたちが、自主的に企画した沖縄撮影旅行でのヒトコマです。撮る側もハイアマチュアやセミプロ級のカメラマンで、専業の人はいませんでした。みなさんノンプロだったというべきかな? 1枚目は、まだ日が落ちきらないうちに擬似夜景の技法で空を暗めにしました。 2枚目以降は、日没後の残光です。 海岸には街灯がありませんから、日が落ちたら真っ暗です。そんなことは百も承知で撮っていましたねぇ。いくつか使った機材を回収できなくなるのも覚悟していました。 被写体は、腰のクビレが見事な人でした。どうやったらクビレの美しさを表現できるか考えた末に、ヒップの大きさを強調することを思い至ったのが3枚目です。人間離れしたスタイルに見えますが、まったく加工しておりませんし、レンズの歪曲を利用したわけでもなく、実際このように肉眼でも見えました。インチキなしで、アング

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    k10no3 2022/09/24
  • 天気ばかりは選べません - sppc666のブログ

    2005年9月撮影 先日の投稿南の島に憧れていました - sppc666のブログで御紹介した、個人主催の沖縄撮影旅行に、私が参加した2度目のときの撮影です。 仕事が無ければ東京から船でノンビリ行くのも大アリだと思いますが、せわしなく働いていたので、いつも往復するのは飛行機でした。ちょうど台風シーズンと重なっていたのは、その方が宿の予約がとりやすかったからかな? 乗る飛行機は各自バラバラで沖縄についてから合流だったように覚えています。出発のギリギリまで仕事をしなきゃならないのは、みんな同じだったようです。 沖縄での移動はレンタカーで、いろいろなビーチへ行きました。この写真を撮影したのが、どの海岸だったかは記憶にありません。毎朝、天気予報とにらめっこして、雲が少ないだろう地域で、撮影できそうな海岸を地図で探していました。午後、海に向かって順光になる場所……という条件は地形図で読み取れますからね

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    k10no3 2022/09/22
  • 画素数を競う意味? - sppc666のブログ

    2002年9月撮影 組み写真を勉強しはじめたのが2003年でしたから、その前に撮った写真です。きのう投稿した悪いJKっぽく - sppc666のブログの写真と比べると、恥ずかしくなるほど工夫に乏しい写真です。 モデルはsattinといって、かつてRQとして人気を博した人で、のちに念願かなって歌手デビューを果たしています。sattinは自前の撮影会を主宰していました。その撮影会のことは、前にたいせつな会員番号「sppc666」 - sppc666のブログにて御紹介しております。 オリンパスC2100UZという、わずか211万画素のデジカメで撮りましたが、プロとか写真マニア以外は、200万画素で用が足りるんじゃないかと思います。結局のところ、1600×1200ピクセルの元画像を縮小してブログに貼っておりますし、紙にプリントするのでもA4版まで行けましたからね。印刷原稿に使うには大きなデータが必

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    k10no3 2022/09/17
  • オールドレンズに人間味を感じます - sppc666のブログ

    2019年9月撮影 オールドレンズで撮った写真には、それぞれのレンズの持ち味を感じます。今回、御披露したのは、1965年に製造されたNikkor-S Auto 55mm f1.2で撮りました。4枚目のアップだけは1966年製造のNikkor-Q Auto 135mm f3.5です。 もともと私は1980年前後に写真趣味にのめりこみ、数年間は稼いだバイト代をフイルム代と現像代につぎこんでおりました。その頃から15年くらいのブランクを経て、2000年頃からデジタルカメラで撮り始め、そこからまた20年くらい経ちます。 デジタルで撮るようになって思ったのは、フイルム時代の写真に感じた透明感や立体感が、デジタルだと感じにくいということです。感じ方というものですから、データで示せるものではありませんけれど、確かにデジタルと銀塩とで写真の印象は違います。 そうした違和感の根源はなにかというと、銀塩からデ

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    k10no3 2022/09/09
  • これが最後と思いつつ - sppc666のブログ

    2015年8月撮影 「浴衣で撮ってください」 と、被写体さんの方から提案されて企画した撮影でした。この数日後に大がかりな手術のために入院する予定でした。 ――人生最後の撮影になるかもなぁ そう思って、ずいぶん大事に撮ったのを覚えています。 このお嬢さんは、シリアスな表情が特に良いと思いますが、無邪気なところもカワイイです。 柊京羽グラビア写真集『四季のいろどり』通販の御案内 オンデマンド印刷(しまうまプリント) A4サイズ 巻きカバー表紙 全96頁 3000円(送料込) 「たぬき写真工房が、いまはなき電子書籍サイトRopLibで活動していたのは2004年から2010年くらいの時期でした。その頃はグラビア系の電子写真集を有料で配信していました。RopLibがサービス終了となってからは、商品と呼べるようなものを世に出しておりませんでしたが、昔とった杵柄とやら、久々にグラビア系に挑戦します」(巻

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    k10no3 2022/08/31
  • 南の島のようですが - sppc666のブログ

    2008年8月撮影 この写真は東京湾に面した某所で撮りました。油断すると、沖合を通るLNGタンカーなんかが写り込んでしまいます。また大型船がつくり出す波が押し寄せてくることもあります。それさえ気をつけていれば、内湾の穏やかな海ですから安全に撮れました。 夏も終わりかけになると、午後の斜光が良い感じになります。彩度を上げると、まるで南の島でロケしたみたいになります。 私は商品として世に出す写真でも、それほど加工はしません。トーンカーブくらいはいじるけれど、印象を大きく変えてしまわない程度にとどめています。ここまで変えるのは、私としてはNGです。 柊京羽グラビア写真集『四季のいろどり』通販の御案内 オンデマンド印刷(しまうまプリント) A4サイズ 巻きカバー表紙 全96頁 3000円(送料込) 「たぬき写真工房が、いまはなき電子書籍サイトRopLibで活動していたのは2004年から2010年く

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    k10no3 2022/08/30
  • 緑蔭で涼しげに - sppc666のブログ

    2022年8月撮影 コロナの感染爆発が起きているなかで、基礎疾患を抱える身なので外出は避けてきましたが、前々から撮り続けているテーマに関わるモデルさんなので、定期的に撮っておかないとイケナイので、チョットだけ撮ってきました。 いつものフルサイズ機じゃなくて、フォーサーズ機なので、被写界深度が違います。背景を殺さない主義なので、ボケにくいのは歓迎するところであります。 twitter.com

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    k10no3 2022/08/07
  • 残念なことでした - sppc666のブログ

    2016年8月撮影 撮影の途中、このお嬢さんのバイト先から携帯に電話があり、急遽応援で出勤して欲しいとのことで、あえなく撮影中断となったのでした。初顔合わせで、ようやく呼吸があってきたところだったので、口惜しい思いをしたものでした。

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    k10no3 2022/08/06
  • 力を出し切って撮りました - sppc666のブログ

    2004年6月撮影 いまは廃番になったフジフイルムのアスティアというポジフイルムを使い、設定等はいじらずそのままスキャンして、こんな色味になりました。 きのうの投稿で触れました、かつて開催されていた「フォトハイキング」という少人数撮影会の開催候補地でのテスト撮りを兼ねて、中判6×6(ロクロク)での作品撮りでした。4枚目だけ、デジタルで撮ったのをスクエアにトリミングしていますので、少し色味が違っています。 なにかコンテストに出す場合、この時期だと、すべて紙焼きで提出でした。スクエアフォーマットで撮っても、印画紙は正方形じゃないのでトリミングします。たとえば、こんな風にです。 トリミング前は、右下の隅に置きレフが見えてしまっていますが、どうせ切ってしまうのだし、まあいいやと思って撮りました。2枚目以降は、こんな具合の紙焼きにしました。 コンテストは、応募資格の制限にひっかかって失格でした。その

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    k10no3 2022/06/26
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