28日に高尾山インターチェンジ(IC)とつながる相模原愛川IC(23日、神奈川県愛川町のヤマト運輸厚木ゲートウェイ屋上より撮影) 首都圏中央連絡自動車道(圏央道)の高尾山―相模原愛川インターチェンジ(IC)間約14・8キロ・メートルが28日、開通する。 東名高速と中央道、関越道が都心を迂回(うかい)する形で結ばれるため、都心の渋滞緩和や、沿線周辺の観光客増などが期待されている。 国土交通省相武国道事務所によると、東名高速―関越道を行き来する車両の約9割が、首都高や環状8号線(環8)などの都心部を経由している。圏央道の新区間開通後は、環8経由で1時間29分かかっていた圏央道・海老名―関越道・鶴ヶ島IC間が、53分に短縮でき、都心を通過するだけの車両の大幅減が見込めるという。 料金は2016年3月まで、環8、関越道などを通るルートより110円安い2300円に設定されたため、中日本高速道路は都心