ある人の恋愛経験の豊富さを表す関数をfとする。 fはその名のとおり経験が豊富になるほど増加し、 逆に、年を経る、恋愛状態にある他人を羨む、妄想に耽る、何らかの原因で焦るなどして、 自らの経験が少ないことを実感したり、恋愛を渇望するほど減少し0に近づくが、決して0にはならない。 人が恋に落ちるスピードは、fの逆数に比例する。 よって、ほとんど増加することなく減少しっぱなしのオタクの恋愛経験関数fは, 0に向かってとてつもなく綺麗な漸近線を描き、その逆数は無限大に向かって急速に増加する。 結果、オタクは光速で恋をする。