ワールドカップ決勝トーナメント進出へ向けた、日本人の一縷の望みを託した祈りも、残念ながら届かなかったようである。日本代表、一次リーグで敗退。2点差以上をつけて勝つためにはチーム全体を攻撃面へ押し出さなければならないというプレッシャーは、試合巧者のブラジルにうまく利用されて隙を突かれる形となった。ジーコ監督も、「最初のオーストラリア戦で2点差をつけられたことが最後まで影響してしまった」と敗因を語っている。 結果だけを見れば2敗1分。完敗である。すぐにまた評論家気取りの人間がしゃしゃり出てきて、やれ「A級戦犯はだれだ」とか、「小野を使うべきだった」とか言うのであろう。結果を知ってから語るというのはずいぶんと楽な立場である。そして、そこで矢面に立たされるのはジーコだろう。それも仕方のないことだ。日本人は試合が始まる前から敗北の責任者を探していたような気がする。ただ、応援の仕方も人それぞれであるし
![神様はブラジル人…評論家気取りでしゃしゃり出て | レスポンス(Response.jp)](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/cfe886d89793681dd3cc2f9b3a8fc20f0049b32e/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fresponse.jp%2Fimgs%2Fogp_f%2F87168.jpg)