『水曜どうでしょう』嬉野Dが語る、人生をハッピーにする世渡り術 「流されるしかないときは流されないとだめ」 今や伝説となった北海道テレビ(HTB)のローカル番組『水曜どうでしょう』のディレクター兼カメラマンとして、長年番組の屋台骨を支え続けてきた”うれしー”こと嬉野雅道氏。2015年に初エッセイ『ひらあやまり』、17年に『ぬかよろこび』を発表し、文筆家としても活躍する嬉野氏がエッセイ三部作の最終作となる『ただばたらき』を21年1月に上梓した。 執筆を依頼されてから出版するまで3年がかかったという本書は”うれしー”の人生哲学がぎゅっと詰まった珠玉のエッセイ集だ。「後悔するとか、悩むことは時間の無駄」と語る”うれしー”が人生を生き抜くために見出した答えとは? 旅すること、夫婦のこと、楽しく生きるために必要なことなど、大いに語ってもらった。(小林潤) 旅が好きなのではなく移動が好き ーー執筆を依