大友良英さん(音楽家)59年生まれ。NHK連続テレビ小説「あまちゃん」の音楽を手がける。近著に『学校で教えてくれない音楽』。=麻生健撮影 ■「大きな宿題」を抱えた理由 『ことばと国家』 [著]田中克彦 (岩波新書・778円) 福島で過ごした小学生時代、音楽の授業が嫌で嫌で仕方ありませんでした。どうして嫌だったのかと振り返ると、主に西洋の音楽の価値基準で「正しいもの」が教えられていたから。でも、そもそも音楽には無数のバリエーションがある、何が正しくて何が間違いというのはないし、だれでも自由につくれる……。小学校では、そんな「音楽の根っこにある大事なもの」を教えてほしかったな。そんなことを考えるようになったのは本書と出会ってから。生まれてくる子どもは親からごく自然に言葉を学ぶのに、その母語が、あるものは野卑な方言とされ、あるいは権威あるものとされるのはなぜかという「ことばの差別の諸相」を世界の
昨年のNHKドラマ「あまちゃん」で脚光を浴びた久慈市小袖地区の方言「じぇじぇじぇ」を刻んだ記念碑が、ロケ地の小袖海岸にお目見えした。28日に除幕式が行われる。 記念碑は高さ、横幅ともに約2.2メートルの御影石製で、「じぇじぇじぇ 発祥の地」と記されている。昨年のユーキャン新語・流行語大賞の年間大賞受賞をきっかけに、市民団体「宇部町『海女のふるさと』会」が市の補助や協賛金で設置した。「驚きが増すほど『じぇ』の数がふえる」などと解説した案内板を併設し、中国語(繁体字)や英語の解説もつけた。総工費は約120万円。 23日の設置以降、観光客が足を止め、記念写真を撮るなどしている。大沢俊光会長(68)は「東日本大震災からの復興と、観光のシンボルになれば。まさに『じぇじぇじぇ』な記念碑です」と胸を張っている。
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