方言と書籍に関するk980504のブックマーク (1)

  • SANPOWEB | コラム | AKIBAノート | 木部暢子『じゃっで方言なおもしとか』

    書名は「だから方言はおもしろい」という意味の鹿児島方言なそうである。著者は言語学者で、このように書は方言に関する調査研究をまとめたものだが、一般向けにやさしく解説されていて、まるで落語を読むような楽しさがあった。 書では用例として鹿児島地方を中心に三陸南部気仙地方の方言が数多く示されているのだが、それによると、まるで抱腹絶倒のような言葉遣いもある。 例えば、「はい」と「いいえ」について。 A:ホヤ クワネァガ? B:ハァ(はい) Aが「ホヤをべないか」と質問したのに対し、Bはべたくないのでハイと答えたのだが、AはBがハイと答えたのだからべるの意味と受け取ったのだった。 これは気仙語の用例だが、一般的に英語式の回答と日語式の回答の違いだともいわれる。しかし、実際のところ、「ホヤ、べない?」と聞かれ、べたくないときに「ええ、べない」と答えるか、「いいえ、べない」と答えるか

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