私はデザイン学校で「DTPアートディレクター講座」の講義をしている関係上、「クリエーターになりたい」という方々の相談を常に受けます。 そして、時として「ん?」と私も言葉に詰まる質問が有ります。 これは自分の覚え書きとして書くと同時に、デザイナーを目指す方々の何かしらのヒントになればと思いながら。 クリエーターになりたい人達が増えるのはいい事で、その中から優秀な生徒さん方もたくさん出て来て、この業界の底上げに繋がる。 私はそれ自体に問題は感じていませんが、一般的に社会や学校が「クリエーターって格好いい」だけで、誘導することは疑問に感じる事も有ります。 クリエーターとは「創造する人」。 デザイナーやイラストレーター、フォトグラファなど、モノ作りのプロを日本ではこう呼びます。 意味も解釈も間違ってはいませんが、何故だか言葉のニュアンスだけからくる、仕事の格好よさや自由さに憧れて入っ