【募金】旧五島プラネタリウム投影機を後世に 【2010年5月20日 星ナビ編集部】 2001年に閉館となった「五島プラネタリウム」の投影機を、今年秋オープン予定の渋谷区の施設に常設展示するため、「旧五島プラネタリウム投影機展示保存実行委員会」が結成された。同委員会では投影機の再組み立てや展示台の製作などに必要な約700万円の寄付を呼び掛けている。 「プラネタリウムという名前からも、惑星の運行のようすを見せるのが主な目的の機械です。このツァイスのIVは、時間の早回しをしても、とてもなめらかに天球上での惑星の運動を再現します。そういう意味でも、これが本当のプラネタリウム投影機なんですね。それだけにぜひとも残しておきたい」という村山定男元館長。クリックで拡大(以下同じ) 「渋谷区五島プラネタリウム天文資料」で保管中の投影機。恒星球や回転体部分は木箱に、細かい部品や電気系のパーツは段ボール箱に納め