(前回からのつづきです) 投信買い換えでも、リレー投資でも、そのとき一括して購入する際の投信またはETFの基準価額が持つ意味とは? 以下は私がたどり着いた解釈です。 投信Aから投信Bに某日に1,000千円分を買い換えたとき、その時の基準価額がいくらであったとしても、それは仮に最初から投信Bを1,000千円分保有していた状態と同一になったことを意味します。 換言すれば、某日に投信Bがある基準価額になっていたということは、それまでの投信の運用の結果、到達点であり、結果に対する高低を論じても、それは過去からの推移でしかない話だということです。 そして、これは投信からETFへのリレー投資においても同じことを意味しています。 投信を積み立てて、○月○日にETFへリレーした際に、ETFの基準価額がX円であったということは、バーチャルにみれば、最初からそのETFを積み立てており、○月○日に基準価額がX円