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  • 「年金積立 インデックスファンド海外新興国株式」が信託報酬値下げ!クラス最安値の年率0.5775%へ (追記あり)

    ブログでは記事中にPRを含む場合があります ツイッターを見ていたら、ビッグニュースが流れていました。 日興アセットマネジメントが、「年金積立 インデックスファンド海外新興国株式」の信託報酬を年率0.8295%から0.5775%に値下げしたようです。 信託報酬0.5775%というのは、「eMAXIS 新興国株式インデックス」の0.63%を下回り、一般販売されている新興国株式インデックスファンドで、クラス最安値に踊り出たことになります。 2012年2月16日21:45現在、私がググった限りどこにもお知らせとしては出ていませんが、日興アセットマネジメントのWEBサイトのファンド情報だけがひっそりと変更されています。 http://www.nikkoam.com/products/detail/940984/memo 日興アセットマネジメントさん、グッジョブ!(゚∀゚)b なお、ファンド名に「

    「年金積立 インデックスファンド海外新興国株式」が信託報酬値下げ!クラス最安値の年率0.5775%へ (追記あり)
  • 小型株を含んだ新VTの日本・先進国・新興国の比率は?

    ブログでは記事中にPRを含む場合があります インデックス投資家のリーサル・ウェポンと言われる海外ETF「バンガード・トータル・ワールド・ストックETF」(VT)について、今度は「日・先進国・新興国の比率は?」というご質問をお受けしました。 まず、いちおうこれまでの振り返りを。 Q.VTの何がパワーアップしたの? A.ベンチマークが「FTSE Global All Cap Index」に変更され、日・先進国・新興国の大型・中型株に加え小型株も含まれるようになった。 →2011/12/22 「バンガード・トータル・ワールド・ストックETF」 (VT)が更にパワーアップ Q.小型株が入るっていうけどどのくらいの比率なの? A.大型株73%、中型株15%、小型株12%。 →2011/12/25 VTが全世界株式の小型株も網羅するっていうけどどのくらいの比率なの? Q.小型株を含んだVTの日

    小型株を含んだ新VTの日本・先進国・新興国の比率は?
    k_u_m_a2000
    k_u_m_a2000 2012/01/11
    日本:先進国:新興国=7.7%:77.6%:14.7%
  • 貴重な債券投資の情報、債券ラダー戦略のすすめ

    ブログでは記事中にPRを含む場合があります 岡和久氏が、リタイア後に備えた資産運用に、生債券を使った債券ラダー型戦略をおすすめしています。 東洋経済オンライン 毎月分配型投信の落とし穴――退職後資金は退職前からの債券ラダー戦略活用も有効(11/10/25) 詳しくは、コラムをご覧いただきたいのですが、簡単にまとめると、所定のアセットアロケーションの日債券クラス部分を、5年物の債券で5年かけて毎年購入、運用して償還した分を生活費に充てるというものです。 5年物の債券を毎年購入していくと、1年ずつ償還までの残存期間が違う債券が、はしご(ラダー)のように並ぶ「ラダー型」ポートフォリオになります。 当ブログではたびたび出てきますが、債券の「ラダー型」ポートフォリオって何?というかたもいらっしゃると思いますので、コラムの図版を借りて説明すると、こんなイメージです。 債券ラダー戦略のメリットは

    貴重な債券投資の情報、債券ラダー戦略のすすめ
    k_u_m_a2000
    k_u_m_a2000 2011/10/26
    金利上昇に追従するなら個人向け国債の変動10年で良いかなと思い私の日本債券の主力は個人向け国債の変動10年にしてます。
  • 【特別寄稿】 国民健康保険加入時の海外ETFのコストを考える

    ブログでは記事中にPRを含む場合があります こんにちは、水瀬ケンイチです。 今回は、当ブログのコメント常連さんである、タカちゃん氏の寄稿をご紹介します。 タイトルは、「国民健康保険加入時の海外ETFのコストを考える」です。 私自身は現在、会社の健康保険組合に加入しているので、国民健康保険加入時の注意事項についてよく知りません。 しかし、将来リタイアした後は、国民健康保険に加入すると思います。 その時、自分の資産運用の内容が国民健康保険の保険料に影響するのであれば、今のうちから勉強しておいて損はないと思います。 それでは、どうぞ! --- 以下、寄稿 --- タイトル:国民健康保険加入時の海外ETFのコストを考える 会社員の内は社会保険に加入しているので確定申告をしても税金だけを考えれば良いのですが、会社を退社した場合は国保に切り替える人は多いかも知れません。 そんな時に注意したいのは、

    【特別寄稿】 国民健康保険加入時の海外ETFのコストを考える
  • ストラテジストの本音とインデックス投資家の本音の共通点

    ブログでは記事中にPRを含む場合があります アナリストやストラテジストの予想は当たらないとよく言われていますが、そのストラテジストのレポートで、久々に心動かされるものがありました。 マネックス証券 ストラテジーレポート 2011年6月10日 ストラテジストの予想は当らない - なぜ理論が大切なのか - 詳しくは上記レポートを読んでいただきたいのですが、ストラテジストの広木隆氏は、内藤忍氏やナシーム・ニコラス・タレブ氏の著書の厳しい指摘を引用しつつ、ストラテジストの予想は当たらないと言われていることを紹介しています。 また、相場は運や偶然に左右されるところが大きく、理論で説明ができるのはせいぜい2割がいいところだと認めています。 そして、だからこそ人の力で突き詰められる理論が大切なのだと述べています。 特に秀逸だった例えがあります。2割の水が入ったコップの話です。 コップの中に水が入って

    ストラテジストの本音とインデックス投資家の本音の共通点
    k_u_m_a2000
    k_u_m_a2000 2011/06/15
    コップの 8 割に水が入っていないことを認識するには、コップの 2 割に水が入っていることを認識することだ。存在しない 8 割を捉えるためには、実在する 2 割をしっかりと見るしかない。
  • 「お金の教室」(山崎元著)は値千金の大学講義のエッセンス

    お金の教室―二十歳の君に贈る「マネー運用論」』(山崎元著)を読みました。 書は、著者が獨協大学の「金融資産運用論」で教えた内容のエッセンスが詰まった資産運用の入門書です。 以前、著者が大学で資産運用の授業をするという話を聞いた時に、正直、「学生さんがうらやましい!」と思いました。 <関連記事> 2010/07/16 将来役に立つテスト問題ですぞ 書はそんな大人たちに授業の内容を垣間見せてくれています。 取り扱っているテーマは、お金と幸福、リスクの考え方、投資と投機、複利効果、割引現在価値、PER(株価収益率)、予想利益の変化、バイアス、リスクと標準偏差、分散投資とポートフォリオ、投資信託、オーバーコンフィデンス、毎月分配型ファンド、バブル、資産運用の手順、と資産運用の基礎をひと通り押さえつつも、高度な内容や新しい研究成果が盛り込まれています。 もし学生さんが、この内容の授業を受けて試

    「お金の教室」(山崎元著)は値千金の大学講義のエッセンス
  • いくらあれば早期リタイアしてもいいと思いますか?

    今朝のNIKKEI プラス1の11面「当世ふところ事情」のコーナーに、「いくらあれば早期リタイアしてもいいと思いますか?」というアンケート結果が出ていました。 珍しいアンケートですが、いちおう早期リタイアを目指している身としては気になったので、ブログで取り上げたいと思います。 調査方法は、マクロミルによるインターネット調査で、対象は全国の成人既婚男女618名(男女半々)とのこと。 結果は以下のとおり。 (NIKKEI プラス1 2011年5月21日11面のデータより筆者作成) 「1億円以上3億円未満」が33%と最多のようです。 サラリーマンの生涯賃金が2億とか3億とか言われていますので、この辺が妥当なところかもしれません。 感覚的な印象ですが、「5000万円未満」で早期リタイアするのはちょっと勇気がいりそうです。 もっとも、必要額は毎月の生活費に大きく左右されるでしょうから、生活費をぐっと

    いくらあれば早期リタイアしてもいいと思いますか?
  • 東日本大震災でわかった「生活防衛資金」の必要額と最適商品

    ブログでは記事中にPRを含む場合があります 投資に当たっては、投資資金とは別に、リストラや長期入院など非常時のための「生活防衛資金」を確保しておくことが必要だということを、当ブログではしつこいくらいに言ってきました。 マネー誌などに取材された時にも、誌面にはポートフォリオやファンド名などだけでなく、生活防衛資金を別途確保しておくことを小さい文字でもいいから必ず記載してもらうように毎回無理を言ってお願いしてきました。 山崎元氏との共著「ほったらかし投資術 インデックス運用実践ガイド」でも生活防衛資金の必要性について書きました。 そして、生活防衛資金は「生活費の2年分」を預貯金で確保することが望ましいと言ってきました。 これは、「投資戦略の発想法―ゆっくり確実に金持ちになろう」(木村剛著)で述べられていた、「世の中で何が起きようが、会社が倒産しようが、クビになろうが、絶対に自分と家族の生活

    東日本大震災でわかった「生活防衛資金」の必要額と最適商品
  • 「足るを知る」の難しさ

    ブログでは記事中にPRを含む場合があります 以前、「年収650万円以上だと幸福感は収入に比例しない?」というブログ記事を書きました。 これは、稼げば稼ぐほどハッピーになれるのは世帯年収約631万円までで、それ以上だと幸福感は収入に比例しない、という内容でした。 この記事に対していくつかのコメントをいただき、私も返信を書きましたが、 >>どうやら「他人を気にしない」「足るを知る」などができると幸福に近づけるのかもしれませんね なんて知ったようなことを書いたところ、hinoさんから鋭い再コメントをいただきました。 それがとても含蓄があり、且つ分かりやすかったので、あらためて記事で取り上げさせていただきたいと思います。(ご人了承済み) --- 以下、hinoさんのコメント --- 「足るを知る」の難しさ(雑文) >水瀬さんへ 古来より「足るを知る」事が尊ばれるのは、その行いが希少で難しいか

    「足るを知る」の難しさ
  • 長期パフォーマンスが優れた投資信託に共通する秘訣

    ブログでは記事中にPRを含む場合があります モーニングスターに「長期パフォーマンスが優れた投資信託に共通する秘訣」という興味深い記事が出ていました。 モーニングスター アナリストの視点(ファンド) 2011/02/08 長期パフォーマンスが優れた投資信託に共通する秘訣は? 詳しくは上記記事をご覧いただきたいのですが、追加型公募株式投信2,592を対象に過去10年間の運用成績の分析を行ったものです。 1年や2年くらいパフォーマンスが良い投資信託ならたくさんあるでしょうが、10年間パフォーマンスが良い投資信託なんてあるのでしょうか? また、そんな投資信託に共通する秘訣はあるのでしょうか? ざっくりと記事をまとめると、以下のとおりです。 ■運用成績の安定度が高いファンド(暦年トータルリターンがプラスとなった年数) ・10年中10年プラスになったファンド なし ・10年中9年プラスになったフ

    長期パフォーマンスが優れた投資信託に共通する秘訣
    k_u_m_a2000
    k_u_m_a2000 2011/02/10
    この記事を見る限り、長期パフォーマンスが優れた投資信託を探し出すのは、至難の業のように感じます。もちろん、そのようなファンドは今までもあったし、今後も出てくることは確かだと思います。しかし、それを事前
  • 続・知っておくべき日本の投資信託の黒歴史

    ブログでは記事中にPRを含む場合があります 先週書いたブログ記事「知っておくべき日投資信託の黒歴史」には大きな反響がありました。 そこでは主に、日投資信託の生い立ち(誕生の経緯)について書きました。 すると、ブログやはてなブックマークに、 「日はこんなところでも『上からの改革』だったのか」 「最初から投資家の方なんか向いてなかったわけか」 など、たくさんのコメントをいただきました。 しかし、日投資信託を「個人投資家目線」で語る上で、それだけでは不十分だと考えています。 日投資信託が誕生した後の、金融業界での「使われ方」も知っておいた方がいいと思い、この記事を書きます。 結論から申しあげると、残念ながら日の投信は「個人投資家のお金を巻き上げる器として駆使されてきた」歴史があります。 いつくかの書籍から、その歴史をひも解いてみたいと思います。 「この3年が投資信託の勝負

    続・知っておくべき日本の投資信託の黒歴史
  • 知っておくべき日本の投資信託の黒歴史

    ブログでは記事中にPRを含む場合があります インデックスファンドは投資信託の一種ですが、日投資信託にはその生い立ちに黒歴史があります。 (もっと言ったら証券市場そのものに黒歴史があるのですが) 現在、それが表に出てくることはほとんどないのですが、日投資信託を活用する上で、過去の暗黒歴史を知っておくことは大切なことだと思います。 ちょうどよい記事がありましたのでご紹介します。 東洋経済オンライン 角川総一の投資つれづれ草 2011/01/21 (第17回)日投資信託の多くは政策遂行の道具として利用されてきた(1) 詳しくは、上記記事(長文)をご覧いただきたいのですが、ざくっとまとめると以下のような感じです。 ・戦後、GHQの指令による財閥解体や財産税徴収などにより、大量の株式が市場に供給されるに至ったため株価は急落。これに対処するため、大蔵省(当時)は生命保険会社への買い出動

    知っておくべき日本の投資信託の黒歴史
  • 本を執筆してみての感想

    ブログでは記事中にPRを含む場合があります <お知らせ> 「ほったらかし投資術 インデックス運用実践ガイド」(山崎元・水瀬ケンイチ著)の書評を、生命保険の罠さん、S&S investmentsさん、libmaniaさん、マレーシア移住計画さん、daradaratoushiさんが書いてくださいました。ありがとうございました。 --- を執筆する機会に恵まれたので、書き終わって発売にこぎつけた今、振り返って感想を書き残しておきたいと思います。 (1)の執筆はブログ記事を書くのとは違う 当初、の執筆のお話を山崎元さんからいただいた時、「いざとなれば、過去書きためた1500以上のブログ記事をつなぎ合わせれば何とかなるさ」と思っていました。 その甘い考えはすぐに打ち砕かれます。 ブログ記事は、その時々のニュースや出来事に対して、自分の意見を書いていくことが多く(それこそがWEB LOG

    本を執筆してみての感想
    k_u_m_a2000
    k_u_m_a2000 2010/12/23
    「バブルを事前に回避する」「バブルの頂上付近で売り逃げる」こと(いわゆるタイミング投資)が可能だと本気で信じているかたには、いくらバイ&ホールド戦略(ほったらかし投資)の利点を説明しても納得してもらえ
  • 『半値になっても儲かる「つみたて投資」』(星野泰平著)は類書がないこだわりの逸品

    書は、積み立て投資に徹底的にこだわった、とてもユニークな解説書です。 おそらく、類書はないのではないでしょうか。 言ってみればドルコスト平均法のことなのですが、「定額購入の方が定口購入よりもいい」とかなんとかいう一般的な解説ではなく、もっと質的な積み立て投資の効用を体系的に述べています。 ①「値下がり安心」効果 ②「スピード回復」効果 ③「リバウンド」効果 ④「値上がり」効果 ⑤「タイミング・フリー」効果 ⑥「プロセス」効果 ⑦「継続」効果 ⑧「予測不要」効果 自分がインデックス投資を実践している中で、なんとなく感じていた積み立て投資の効用を、調査のデータや行動ファイナンスの成果とともに明文化してくれる気持ちよさがあります。 これを「気休め」というひと言で終わらせてしまうには、あまりにももったいない。 もちろん、積み立て投資は万能ではなく、相場の動きによっては弱い部分もあること、投資

    『半値になっても儲かる「つみたて投資」』(星野泰平著)は類書がないこだわりの逸品
    k_u_m_a2000
    k_u_m_a2000 2010/12/21
    自分がインデックス投資を実践している中で、なんとなく感じていた積み立て投資の効用を、調査のデータや行動ファイナンスの成果とともに明文化してくれる気持ちよさがあります。これを「気休め」というひと言で終わ
  • 新興国株式比率についての考察記事

    ブログでは記事中にPRを含む場合があります 新興国株式比率についての興味深いデータが出ている記事がありましたので取り上げます。 日経電子版 ライフ > 家計 > 点検個人マネー > 記事 2010/12/06 あなたの新興国株投資当に有利? 詳しくは上記日経記事をご覧いただきたいのですが(よいグラフがいくつもあるのでぜひ!)、無理やりまとめると以下のような感じだと思います。 ・新興国株式について、「高成長の持続=長期的な株高」は当に正しいのだろうか ・1995年から2009年までの国民1人当たり実質GDP成長率は、新興国が3.5%で米国(1.9%)を上回るが、国民1人当たり実質企業収益の伸びは、新興国は1.6%で米国(1.7%)を下回っている ・米国企業の収益に占める海外の割合はこの30年の間にほぼ2倍に拡大、新興国の成長の果実の一部は、先進国(米国)企業が享受した ・新興国への

    新興国株式比率についての考察記事
    k_u_m_a2000
    k_u_m_a2000 2010/12/06
    これは、「株式投資の未来」でジェレミー・シーゲルが指摘していた、いわゆる「成長の罠」(成長企業は過大評価されることが多いので投資家にとってのリターンが低くなることがある)だと思います。
  • 世界市場ポートフォリオは効率的か?

    ブログでは記事中にPRを含む場合があります 日を含むグローバル株式指数をベンチマークとする株式運用(いわゆる世界市場ポートフォリオ)が広がりを見せていることに対する反論レポートです。 ニッセイ基礎研究所 ニッセイ年金ストラテジー 2010年12月号(vol.174) グローバル株式指数による運用は効率的か? 上記ニッセイのレポートでは、ざっくりまとめると、 ・年金ポートフォリオの株式の国内比率は低下傾向を辿っている ・先進国のなかでも急速に進展しつつある少子高齢化など国内経済の相対的な低成長を見越した動き ・一方で世界市場ポートフォリオ(国内比率は10%)が広がりを見せていることも関係 ・前提となるCAPM理論が間違っている ・株式の国内比率が10%となる外国株式の期待リターン水準は14% ・過去のパフォーマンスを見ても世界市場ポートフォリオはリターン・リスクの関係が効率的ではない

    世界市場ポートフォリオは効率的か?
    k_u_m_a2000
    k_u_m_a2000 2010/12/01
    実際の個人投資家の運用の場合、株式クラスの中身より、株式:債券の比率や、そもそもリスク性資産に資産の何割を投資するのかの方が、よほどリスク改善に寄与すると思われるので、株式クラスだけ捉えてその中身をギ
  • 「生命保険のウラ側」(後田亨著)で保険との付き合い方を学ぶ

    私自身、公的なもの以外はあまり保険に入っていません。 それではいけないと、保険のことを勉強するつもりで読み始めたのですが、結論は意外な方向に進み、「勉強しない方がプロに近づける!?」というものでした。 もちろん、最低限の知識は必要だと思います。 しかし、様々なデータと事例研究(ひどい実態があるのですね)から、保険のプロと渡り合うためにガチガチに知識武装する必要はなく、団体保険の掛け捨て定期のみ(中小企業勤務者は共済かネット生保)でいいとの主張に説得力を感じました。 先月行なわれたイベント「保険見直さナイト」で書の筆者後田氏が、「情報開示が遅れているビジネスとの付き合いは最小限にとどめるべき」と言っていたのは、このような背景があったのかと納得しました。 結論部分だけ見ると、そんなバカなと思うかたもいらっしゃると思いますが、私の書評なんかだけではなくぜひ書を読んでみてください。 得るものが

    「生命保険のウラ側」(後田亨著)で保険との付き合い方を学ぶ
  • 「第1回 保険見直さナイト」体験レポート

    ブログでは記事中にPRを含む場合があります 2010年10月23日(土)に「第1回 保険見直さナイト」が行なわれました。 <関連記事> 2010/10/03 音トークのイベント「第1回 保険見直さナイト」が行なわれます ツイッターで実況中継してくれたかたがいらっしゃるので、詳しくはそちらをご覧いただくとして(後述)、僕が個人的に印象に残ったことを箇条書きでメモしておきます。 ■出演者 後田亨氏(保険代理店役員) 花輪陽子氏(FP) 羽生祥子氏(「日経マネー」保険担当記者) 金村聖正氏(ネクスティア生命) 越川直毅氏(オリックス生命) 十一屋氏(ブログ「サクサク Money Note」管理人) 司会: えんどうやすゆき氏 ■印象に残ったこと <第1部:座談会「生命保険とはどんな金融商品か?」> ・(最初にちょっとしたプレゼンを行い)あるテレビ局にお話した内容と同じ。民放では無理と言われ

    「第1回 保険見直さナイト」体験レポート
  • 「人生後半戦のポートフォリオ」(水木楊著)に納得

    このでいう「ポートフォリオ」とは、金融資産のポートフォリオのことではなく、時間・カネ・モノのポートフォリオのことです。 筆者は、斬新かつ具体的な計算方法を用いて、時間を、カネとモノと比較してみせます。 そして、そのバランスを取ることをすすめています。 「あなたは生活を築こうとして失っている」という言葉のとおり、筆者は、時間を軽視していて時間貧乏になっている人が多いと指摘しています。 そこで、時間を大切にするために、以下の時間戦略を提唱しています。 時間戦略A モノはできるだけ持たない 時間戦略B 「ながら」の勧め 時間戦略C 自分時間のコストを減らす 時間戦略D 他人時間を減らす 時間戦略E 他人時間の中に自分時間を作る 具体的な戦略内容はを読んでいただいたほうが良いと思いますので控えますが、なるほどなぁと納得できる内容でした。 最終章では、江戸時代の町民の時間の使い方を例に出して、「

    「人生後半戦のポートフォリオ」(水木楊著)に納得
  • リスク許容度について

    ブログでは記事中に広告情報を含む場合があります ファイナンシャルプランナー(FP)さんが語る資産運用相談の傾向とポイントについての記事がありました。 QUICK MoneyLife 東証ETF活用プロジェクト [ ETFがわかれば世界がわかる 著名人にインタビュー ] 【第7回】ファイナンシャルプランナー藤川太氏が語る「資産運用相談の傾向と資産形成のポイント」 世界金融危機後、FPさんのもとにはどのような資産運用相談が寄せられているのか興味があったのですが、その一端が分かる記事でした。 やはり運用がうまくいっているという人は非常に少なくなっているそうです。 印象的だったのは、 「この手の経済危機というものは、これまでも10年に2回くらいは生じていました。ここで注目すべき点は、こうした株価の大暴落を受けて、心が完全に折れてしまったという人と、そうでない人とに二分されていることです」 「明

    リスク許容度について
    k_u_m_a2000
    k_u_m_a2000 2010/09/23
    相場の波ではなく、ライフイベントにともなってリスク許容度が変化するのは自然なことだと思います(転職・結婚・子供ができる・住宅ローンを組む等)。その時は臨機応変に。