ファイナンシャル・ジャーナリスト 竹川美奈子のブログ。 お金に関する情報や日頃感じたことを発信していきます。 投資信託事情6月号で「リタイア後における投資の賢いやめ方」という記事がありました。 執筆はアライアンス・バースタイン戦略ソリューション室長兼DC推進室長の後藤潤一郎氏です。 以下、ポイントだけ(詳細は「投資信託事情」6月号をお読みください)。 リターンは同じでも、出方によって大きく変わる ・積立局面では 「先悪後良」>「先良後悪」 となり ・取り崩し局面では 「先悪後良」<「先良後悪」 となる ・産残高が最も大きいのは定年前後(積立の最終局面・取り崩し始める局面)。リタイア前後の損失をいかに抑えるかが最終資産額を大きく左右する ・リタイア前後の大きなマイナスを回避するには、取り崩し局面に入る前に資産配分を保守化するのが賢明(例えば、株式などのリスク資産の比率を減らし、安全資産の
ツイッターなどで、「資産運用の方法ばかりで資産の取り崩し方法に関する情報が少ない」という声をたまに聞くそうです 運用資産の取り崩し方 梅屋敷商店街のランダム・ウォーカーさん 情報が少ないのは資産形成する読者層に発信している情報源なのだろうし発信側は「買ってもらう」のが仕事で「売り方」を教えるのはせいぜいスイッチングしてより魅力的な商品(高金利通貨など)を「買ってもらう」ためだろう・・・なんて考えも浮かびます 水瀬ケンイチさんんの記事では「4.5%ルール」の活用をすすめています 4.5%・・・この数値を自分なりにアレンジさせるのも良いか・・・と思います 何を言いたいのかと言えば運用果実を回収するのがETFや投信の売却だけに限らなければ保有される期間が長くなる 4.5%の取り崩しのうち、例えばTOPIXのETFならば2%程度はインカム収益で獲得できるので残りの2.5%を売却(キャピタルゲイン)
ファイナンシャル・ジャーナリスト 竹川美奈子のブログ。 お金に関する情報や日頃感じたことを発信していきます。 リタイアしたあとは公的年金を補う意味で、現役時代に蓄えてきた資産を少しずつ取り崩していくことになります。ただ、リタイアしたあと、20年、30年という長い時間が待っていることを考えると、リタイア後もお金を運用しながら使っていく(取り崩していく)という発想もこれからは必要でしょう。 ということで、この本にも、一定の比率でお金を解約してお金を使ってというお話を書きました。それに対して、「定時解約で、定率ではなく、定額はどうでしょう?」という質問がありました。 日本では、一部の証券会社やありがとう投信(直販)などの会社で、保有する投信の残高から毎月一定の金額を自動的に解約していくサービスがあります。ただ、この方法だと資産形成のときには有効なドルコスト平均法(毎月一定額を買い付けることで、基
2010年08月05日00:11 リタイアメント・インカム (資産運用の出口戦略?) カテゴリ投資信託・ETF tsurao Comment(5)Trackback(0) 「長期投資において出口戦略をどうする?」 投資ブログを読んでいてもこんなテーマをよく見るようになった気がします。 出口戦略と言った時に一般的に考えられるのは、資産形成期を過ぎて築いた資産を取り崩す時、つまり"退職後"ということになるでしょう。 入り口(購入時)にはいろいろな検討がされています。以下のような細かい内容にまで触れられています。 ・0.0x%の信託報酬の差 ・ドル・コスト法/一括投資/ある程度相場を読んだタイミング投資等の様々な投資方法の検討 ・外債組入の是非 しかし、出口戦略についてはそれほど語られていない、というのは上のような意見の通りでしょう。 そんな中、投資信託では先を行く(?)アメリカではリタイアメン
みなさん、60歳の定年退職時にどれくらいの金融資産を持っておこうか目標は立てておられますか? 3000万円? 5000万円? 1億円? 色々と必要な額を見かけます。 僕と言いますか、我が家の計画では、最低でも3000万円の金融資産を確保しようと目標にしていま) 簡単にですが、自分なりに計算をして決めていますので、しっかりと忘れないようにメモメモ・・・。 基本条件 老後の費用 夫婦2人で老後生活を送る場合の生活費ですが、総務省の統計局、平成21年の世帯属性別の家計収支によりますと、60〜69歳世帯の平均生計費は27.6万円となっています。 また、財団法人 生命保険文化センターの平成19年度に調査によりますと、平均で23.2万円になるそうです。 半数以上の方が最低生活費を30万円以内に抑えようと考えておられるようです。 ゆとりを持ってとなると平均38.3万円になるそうです。 別段、わがままな老
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く