刑法総論解説 捜査実例中心 作者: 幕田英雄出版社/メーカー: 東京法令出版発売日: 2009/11/10メディア: 単行本購入: 4人 クリック: 290回この商品を含むブログ (1件) を見る 1.判例・実務の観点から書き下ろした基本書 法学部生、ロースクール生が、法律の勉強のために読む、ある程度網羅的に学習事項が記載された本、これが「 基本書」である。 通常、基本書といえば、学者が自らの体系に従って書き起こしたものが定番であり、学者の名前で呼ばれる。刑法であれば古くは団藤から、大谷、前田、山口等が定番であろう。 しかし、基本書を学者以外が書いていけないはずがない。学者が書いたのが基本書だというのは常識であるが、この常識を疑ってみよう。すると、新しい世界が広がってくる。 本書は、幕田英雄検事が書き起こされた*1主に若手警察官向けの基本書である。実務で必要な刑法総論知識を基本から解説して
最近創刊されたリーガルクエスト(略称リークエ)ですが、受験対策として、知識をおさらいするために使ってみました。それぞれ一回しか読んでませんが。 会社法 (LEGAL QUEST) 作者: 伊藤靖史,田中亘,松井秀征,大杉謙一出版社/メーカー: 有斐閣発売日: 2009/04/10メディア: 単行本購入: 4人 クリック: 49回この商品を含むブログ (22件) を見る神本。難易度も教科書としてちょうどいい。従来のものとくらべると、Sシリーズより踏み込んでおり、少なくとも受験に必要な知識は全て拾ってあるイメージ。これと判例百選、重判、そして場合によっては江頭会社法を辞書的に使えば会社法の知識は十分だと思います。 刑法各論 (LEGAL QUEST) 作者: 今井猛嘉,小林憲太郎,島田聡一郎,橋爪隆出版社/メーカー: 有斐閣発売日: 2007/04/06メディア: 単行本 クリック: 13回こ
これから、少しずつ「私の基本書・参考書」というカテゴリで普段使っている基本書参考書をつらつらと紹介していこうとおもいます。 今日は、刑法です。 主に基本書として使っているのは、 <以下追記> 刑法の基本書として、山口先生よりもさらに薄くかつ基礎的な教科書を発見しましたので、こちらに徐々に移行できたらと思っています。 小林先生の著書です。とても公明な方で、司法試験委員や研修所の教官もされた方ですので、間違いはないと思います。 とても使いやすくかつ必要最低限。テスト前に回すのに適していました。おかがで刑法の演習はAがとれた気がします。 以下の書籍は参考書として使いたいと思います。ただ、講義案は参考書としての性格を持ち合わせていないので、何か他の本を購入するかもしれません。 <以上追記> 総論は 刑法総論講義案(裁判所職員総合研修所監修・司法協会)です。 これは、非常にわかりやすいです。記述もあ
司法試験、司法試験予備試験、法科大学院等に関する情報を掲載しています。 ※リンクや引用、紹介は自由にして頂いて結構です。ただし、引用、紹介の際には、参照元をリンク等で明示して頂ければと思います。 問題は、こちら。 第1問の刑法と同様、本問も演習量で差が付き易い。 書くべき事項が多いというだけではない。 設問1は、全て捜査。 設問2も、伝聞法則を除いて、捜査である。 捜査の比重が、大きかった。 捜査は、答案化する方法がマニュアル化されている。 強制処分か、そうであれば、要件を充たすか。 任意処分であれば、その限界を超えないか。 そのあてはめの繰り返しといってよい。 書き慣れるとスイスイと書けるが、慣れていないと難しい。 答案化する作業を繰り返し行っていた人は、時間内にうまくまとめられただろう。 しかし、理解はしていても答案化する作業を怠っていた人。 そういう人は、時間切れ、紙幅切れになりやす
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