前のエントリ*1で書き損ねた解散総選挙をめぐる政局の話をしておく。 早い時期に衆院選があった場合、当然自民党の圧勝、自公政権の復活となる。今のままだと総理大臣は谷垣禎一になるから、自民党議員の多くにとっては菅政権を衆院解散に追い込むとともに、政権再交代後に自分たちがいい目を見るために、「谷垣降ろし」も彼らにとっての重要な課題になっている。公明党は、もはや菅政権と組むメリットは何もないため、自民党と組んで解散総選挙を求めている。彼らにとってはあまりにも当然の行動だ。 一方、社民、共産両党にとっては解散総選挙は何のメリットもないから、自公には乗れない。みんなの党は微妙なところだ。 個人的な興味によって静岡7区について書くと、自民党は同区には候補者を立てず、事実上無所属の城内実を支援することになるだろう。この選挙区で滅法強い城内実の落選はあり得ず、自民党が独自候補を立てるメリットは何もない。現状