あなたは「小さな街の書店」と聞いてどんなお店を思い浮かべますか? 地元の駅前に古くからある小さなお店でしょうか。それとも旅先で偶然立ち寄ったお店? 子どものころにおこづかいを握りしめて近所の本屋さんにマンガを買いに行ったっけ、なんてことを思い出す人もいるかもしれませんね。なんだか夕日が似合うような、ちょっぴりノスタルジックな気分とともに。 若者の活字離れだとか、出版業界の未来は暗いだとか言われるようになって久しく、そういった小さな街の書店は苦境に立たされていることも少なくありません。 そんな中「これからの街の本屋」をコンセプトにした「B&B」が下北沢にオープンしたのは2012年7月のこと。毎日トークイベントを開催していることに加え、ビールを飲みながら本を読めるという目新しさもあり、当時話題を集めました。 あれから2年を経て「これからの街の本屋」はどんな形になったのでしょうか。B&Bの内沼さ
