中国、「台湾封鎖」の予行演習 海峡要衝や軍港沖で展開 2022年08月06日07時13分 【図解】中国軍の演習区域 【北京時事】ペロシ米下院議長の台湾訪問に反発した中国による4~7日の軍事演習は、台湾を取り囲む6カ所に区域を設定した。それぞれの場所は戦略的意味を持ち、「台湾封鎖」や有事さえ想定した予行演習の性質を浮かび上がらせる。 台湾総統、日本語で「一緒に平和守りたい」 中国軍事演習受けSNS投稿 演習区域は台湾海峡で最も狭い地点や、台湾・フィリピン間のバシー海峡をにらむ海上交通の要衝に位置する。港湾都市の南部・高雄や北部・基隆、基地がある東部の花蓮、台東の沖合にも設けられた。6カ所はどれも台湾の防空識別圏と重なり、中国と台湾を分ける「中間線」もまたぐ。一部は台湾が主張する領海にも重なる至近距離に設定され、中国は台湾への威圧を高めた格好だ。 1995~96年の台湾海峡危機時と比べ、演習区
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