【11月16日 AFP】英国で15日、公営住宅に住む2歳の男児が、自宅のカビに長期間さらされたことが原因で死亡したことが明らかになった。 検視官発表によると、北西部マンチェスター近郊のロッチデール(Rochdale)に暮らしていたアワブ・イシャク(Awaab Ishak)ちゃんは2020年12月、「家庭環境のカビに長期間さらされたことによる重度の呼吸器疾患」によって死亡した。「カビを除去、予防する対策が講じられなかった」という。 イシャクちゃんは両親と一緒に寝室1部屋の公営住宅に住んでいた。父親は管理運営者に繰り返しカビに関する苦情を申し立てていたという。 ジョアン・カースリー(Joanne Kearsley)検視官は「2020年の英国で2歳児が、自宅のカビのせいで死ぬとは何ということか」と非難。「アワブ君の悲劇的な死は、住宅産業にとって湿気とカビの問題をめぐる知識と意識の向上、理解の深化
すべての生きものは数をかぞえている。チンパンジーや犬だけじゃない。鳥も魚もネズミもライオンもイルカも数をかぞえ、アリもハチも計算し、セミは素数の周期を把握していた!! 言語をもたない生きものも、食べて繁殖して生存するために、数を認識し、かぞえている。いや、計算すらしているのだ――この大胆な仮説を、認知神経心理学の第一人者にして数的能力の遺伝について研究を続けてきたロンドン大学名誉教授が検証。そんな知的好奇心を駆り立てる1冊『魚は数をかぞえられるか?』から注目の章をピックアップ。 哺乳類の仲間の中で、素晴らしい計数の能力を持つネズミだが、脳の重さは0.5グラムにも満たない。一方、クジラは巨大な脳を持っている。たとえば、マッコウクジラ(学名:Physeter macrocephalus)は、地球上のあらゆる動物の中で最大の脳を持ち、その重さは大人のオスで7.8キロもある。人間の脳は、約1.4キ
動物の皮を薄い紙にしていく工程から、中世の写字生が駆使したテクニックの数々、西欧以外の文化圏での活用法まで、羊皮紙にまつわる基礎知識を一冊に。羊皮紙の表も裏も毛穴までも知り尽くした第一人者が贈る入門書。〔カラー64頁〕 はじめに プロローグ 羊皮紙発祥の地――ペルガモン 第一章 羊皮紙作りの世界 1 牧場生まれの紙――羊皮紙 2 原料――羊皮紙って「ひつじ」なの? 3 羊皮紙ができるまで――前半工程 4 木枠に張って、削って乾かす――後半工程 5 やっと完成――サイズと値段は? 6 ペラペラ? ゴワゴワ?――羊皮紙の厚さ 7 羊皮紙特有の大問題――穴空きとその対策 8 羽ペンだけなの?――使える筆記具と画材 コラム 作ってみよう! おうちでヴェラム(牛皮紙) 第二章 羊皮紙写本の世界 1 手書きの芸術――「写本」って何? 2 皮への「焼き印」――虫こぶインク 3 どうやって直すの?――羊皮
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