「サイバー検閲」をめぐる議論が起きているダウムカカオが8日、カカオトークの会話内容などを捜査機関に提供したことを認め、公式に謝罪した。 ダウムカカオは同日、昨年から今年上半期にかけて、計147回に渡って傍受令状を受けており、そのうち138回に渡って、会話内容などの個人情報を捜査機関に提供したと明らかにした。会話内容の保存期間の打ち切りなど、技術的に令状を執行しづらいケースもあり、処理率は93%だ。カカオトークはまた、会話内容を含め、ログ記録やニックネームなどの情報についての、捜査機関の押収捜索も、計4807回受けた。 これまで、ダウムカカオは、「リアルタイムで検閲要請を受けた事実はなく、令状による要請があっても、技術的に不可能だ」と主張してきた。ダウムカカオ側は、「正確な事実を認識できず、事実と異なる内容を語り、混乱を招いたことについて謝罪する」とし、「リアルタイムでのモニタリングは不可能