アメリカの大手半導体メーカー、エヌビディアの先月までの3か月間の決算は、生成AI向けの半導体の需要拡大を背景に、最終的な利益が前の年の同じ時期と比べておよそ2.7倍となりました。 エヌビディアは、28日、ことし5月から先月までの3か月間の決算を発表しました。 それによりますと、売り上げは前の年の同じ時期と比べておよそ2.2倍の300億4000万ドル、日本円でおよそ4兆3400億円、最終的な利益が前の年の同じ時期と比べておよそ2.7倍の165億9900万ドル、日本円でおよそ2兆4000億円でした。 売り上げ、最終的な利益ともに四半期として過去最高を更新しました。 エヌビディアが手がける、生成AIのデータ処理などを行う半導体のデータセンター向けの需要が拡大していることが主な要因です。 また、今月からことし10月までの3か月間の売り上げについては、325億ドル前後になる見込みだと明らかにしました