タグ

2009年4月19日のブックマーク (4件)

  • 愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ

    皮肉なことに、プロジェクトと失敗とは相性がよい。納期どおりにできなかった、要求どおりにできないことが多い、機能を削減することが多いなど、もともとの目的、スコープから、後退したプロジェクトの経験を持つITエンジニアは多いに違いない。なぜ目的どおりにいかないのか。どこを改善したらいいかを連載で明らかにし、処方せんを示していきたい。 プロジェクトの失敗を覆い隠そうとする経営者 あるSIベンダで大規模なプロジェクトが失敗し、数十億円の赤字を計上した。開発当初、そのプロジェクトは成功すれば大きな利益がもたらされるという良いうわさが流れていたが、しばらくして「プロジェクトがうまくいっていない」という悪いうわさが流れるようになった。このころから、プロジェクトメンバーの変更が頻繁になされるようになり、変更になったメンバーの多くは関係会社へ出向させられていった。最終的に、大きな損失を残してプロジェクトは終

    愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ
  • シムシティーの仕組み

    シムシティーを作り始めていちばん最初に考えたのは、街を一種の生き物のように表現できないかってことだった。 僕が街についてどう考えているかはすでに説明したけど、大事なのは街を構成する建物とか道路じゃなくって、そこでどんな活動が行なわれているかってことだと思うんだ。道路を車が走り、電車が動き、人々が動き回り、常に要素が変化し続ける“動きのある”システム。街を表現する方法っていうと誰でも地図を思い浮かべると思うけど、僕は動きがない地図じゃなくって、たとえば飛行機から眺めた街、動きのある世界をディスプレイに表現しようって考えた。それこそが僕の考える街の姿だからね。 それともう一つ考えたことは、プレイヤーに伝える情報をできるだけわかりやすく、それも“面白い”って思えるような形で表現しようってことだった。シミュレーション・ソフトっていうとたいてい数値や図表がたくさん出てくるけれど、数字が並んでいるのを

  • 議論を空転させない徹底した「腹落ち共有」

    前回は、タスクチームの立ち上げで必要になる準備について紹介した。目的を達成するためには、スケジュールや会議の設定、資料作成などの周到な段取りが大切だと述べた。今回はキックオフ会議の開催と、キックオフ後のタスクチーム運営を円滑に進めるための方法論を紹介する。 3-1 キックオフ会議 キックオフ会議の目的は、タスクチームをスムーズに運営するために、メンバー全員でタスクチームの基方針を共有・合意することだ。このため、メンバー全員が会議に参加することが望ましい。参加できないメンバーがいる場合は、リーダーまたは事務局が個別にフォローする。 事務局とは、タスクチームを効率よく運営するために、会議のスケジュールや資料の手配、資料の共有、議事録の作成・配布などを担当する役割だ。タスクチームの裏方に当たる。事務局の業務をリーダーが兼任してもいいが、リーダーはほかの業務で多忙な場合が多い。またPCの操作や資

    議論を空転させない徹底した「腹落ち共有」
    kabukawa
    kabukawa 2009/04/19
  • 就職はベンチャー?大企業?―堀江貴文 | 達人のテクニック

    僕がベンチャーを起業した理由は、こうした損得の問題もさることながら、大企業の仕事は退屈だと思ったからだ。 高度成長期は、東京タワーが建ち、新幹線が走り、オリンピックが開かれるといったイベントを、わがこととして喜ぶことができたのかもしれない。共同体幻想を抱くことができた時代と言ってもいい。高度成長期のサラリーマンが退屈なルーチンワークに耐えることができたのは、社会の発展に自分の夢を重ね合わせることができたからだろう。 しかし、高度成長期が終焉してからは、そうした共同体幻想を抱くことはもはや不可能になってしまった。ルーチンワークは、ただの退屈な仕事になってしまったのだ。というより、そもそも退屈な仕事を、人々が素直に退屈だと認識する、正常な世の中になったと言うべきだろう。 僕は、ニートやフリーターが増加している原因は、ここにあると思っている。彼らは、素直に大企業や公務員仕事は退屈だと思っている