『文化庁 新進芸術家海外研修制度発足50周年記念 国際シンポジウム「日本の現代美術を支える―未来へ、そしてレガシーへ」』が、1月13日に東京・六本木の国立新美術館、1月14日に慶應義塾大学の三田キャンパスで開催される。 同シンポジウムは、今年で創設50周年を迎える「文化庁新進芸術家海外研修制度」の成果発表の機会である『19th DOMANI・明日展』の会期中に2日間にわたって開催。若手芸術家の支援やアートアーカイブ形成の現状に知見を持つ国内外のアーティストやキュレーター、研究者たちが、作家の育成と評価の形成という、文化庁が展開する作家支援のあり方を検証し、今後の展開を議論する。 1日目はドイツ、イギリス、フランスでの研修、在住経験を持つ日本人作家と、各国で活動するキュレーターや行政官を招いた『ヨーロッパの若手美術家支援の現状』を開催。コーディネーターは太下義之(三菱UFJリサーチ&コンサル