富山県は、WTO(世界貿易機関)対象の新富山県立近代美術館(仮称)新築工事を一般競争入札した結果、応札者がなかったことから、中止とした。それに合わせて、関連する空調設備、電気設備工事の2件も取り止めた。 県土木部の篠島弘男営繕課長は、 「(中止の)原因を分析した上で、予定価格や工期の見直しなど必要な対策を講じる」とし、 「できる限り早い段階で再公告の時期を固めたい」との考えを示している。 また、各工事とも議会案件だが、 「2月定例県議会の上程は困難な状況」なため、6月県議会での契約締結へとずれ込む見通しで、開館時期への影響が懸念されるという。 規模は、S一部SRC造4階建て延べ1万4976㎡。設計は内藤廣建築設計事務所が担当した。 初回公告時の工期は2016年6月30日まで。建築の予定価格(税別)は52億7460万円だった。 建設地は富山市木場町地内。
相模原市は、市立美術館整備の方向性を固めた。既存施設の「アートラボはしもと」を機能拡充する美術館を橋本に新規建設。将来的には相模総合補給廠跡地にも整備して2館体制を構築する。橋本に建設する美術館の基本・実施設計費は概算で7000万円を見込む。基本構想は2014年度内の策定を目指しているが、具体的な整備着手時期などは未定となっている。 市は12年5月に美術館基本構想検討委員会を設置し、既存の「アートラボはしもと」を建設予定地に検討を開始した。14年2月の答申では、6つの機能と施設整備の方向性を示し、既存施設の事業継続と一層の拡充を求める一方で、建設予定地は相模総合補給廠跡地への見直しを提言した。 これを受け市は庁内検討に着手。美術館(橋本)は、マンションのモデルルーム(仮設施設)を転用している「アートラボはしもと」に代わる新たな施設を建設。同(相模原)は、相模原駅周辺のまちづくり計画と連
大阪市は20日、2013年度当初予算の要求概要を公表した。新規では近代美術館構想を再構築する新美術館整備の基本構想と建築基本計画の策定費を要求。近現代史を学ぶ施設の基本構想策定費や特別支援学校整備の設計費、うめきた2期区域の開発検討調査費なども盛り込んだ。13年1月中旬の市長査定を経て、2月中旬にも予算案としてまとめ、議会に上程する。 主な事業は次のとおり(単位100万円。新は新規事業)。 ▽新しい美術館の整備(近代美術館構想の再構築)=13(新)。基本構想、建築基本計画▽近現代史を学ぶ施設の基本構想策定=7(新)▽うめきた2期区域の開発にかかる検討調査=26(新)▽拠点地区開発計画策定=12。既成市街地活性化方策検討調査3、都心機能活性化地区開発計画検討調査3、久左衛門町及び三津寺地区まちづくり活性化策検討調査3▽区役所庁舎耐震化対策=1041。東淀川、鶴見、住之江、東住吉区。 ▽
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