富山・長野県境など 地震に注意 10月7日 22時51分 政府の地震調査委員会は、7日に開いた定例の会合で富山と長野の県境付近や北海道の日高地方の地震活動について検討し、今後も地震に注意が必要だという見方を示しました。 専門家などで作る地震調査委員会は、7日、文部科学省で定例の会合を開き、先月以降の各地の地震活動について検討しました。このうち、富山県東部と、隣接する長野県北部では、今月5日にマグニチュード5以上の比較的大きな地震が相次ぎ、その後も、体に感じる地震が続いていると報告されました。また、北海道の日高地方では、先月7日に新ひだか町で震度5強の揺れを観測したマグニチュード5.1の地震のあと、体に感じる余震が50回以上観測されているということです。地震調査委員会の阿部勝征委員長は、富山と長野の県境付近の地震活動について「今回の震源域は、13年前の平成10年に地震活動が活発になった地域の