持ち帰り弁当店「ほっともっと」を展開するプレナス(福岡市)は9日、全国の直営店190店を9月以降に閉店すると発表した。人手不足による人件費高騰で店舗の運営費が上昇しており、不採算店を中心に閉めて構造改革を急ぐ。 プレナスは7月末現在、「ほっともっと」を全国で計2731店運営している。このうち直営店は911店舗で、閉店対象は約2割に上る。同社はこれまで直営店運営から、別のオーナーが運営を担う加盟店化を進めてきたが、採算がとれない店では加盟店化することが難しいと判断した。 閉店に関する費用計9億5千万円を販売管理費に追加計上するとして同日、2020年2月期決算の業績予想を下方修正した。純損益は当初計画の2億4千万円の黒字から、8億3千万円の赤字に転落する見通し。通期の赤字は2年連続となる。売上高も当初計画の1592億円から、1533億円に下方修正した。 ","naka5":"<!-- BFF5