前回より 大神神社(おおみわじんじゃ)摂社の檜原神社(ひばらじんじゃ)の本殿前。 豊鍬入姫宮(とよすきいりひめのみや、御祭神:豊鍬入姫命、とよすきいりひめのみこと)は、昭和六十一年(1986年)十一月五日に創建された新しい社。 檜原神社 三鳥居(みつどりい)の本殿 手前が豊鍬入姫宮(とよすきいりひめのみや) 檜原神社 御由緒より(伊勢巡幸の経緯・文字起こし、一部開物が追記) 第十代崇神天皇の皇女、豊鍬入姫命(とよすきいりひめのみこと)は大神の御杖代(みつえしろ、神様の杖代わりとなって奉仕する者)として、この地に三十三年間、朝夕奉仕せられました。更に大神の御心にかなう、ふさわしい鎮座地を求めて、丹波の吉佐宮(よさのみや)、大和の伊豆加志本宮(いつかしもとのみや)、紀伊の奈久佐浜宮(なくさのはまのみや)、吉備の名方浜宮(なかたのはまのみや)の四ケ所を経て檜原の地に戻って来られ、この期間が二十一