マメチュー先生の薬局では、最近皮膚科の処方が増えてきました。 軟膏ねりねりポ村から比較的近いところに、皮膚科の病院が出来たらしい。 いつもはマメチュー先生が、素早くチューブから薬を出して、皮膚科の処方箋によくある混合処方を作り上げてくれます。 外用塗布剤の混合処方は時間がかかるため、患者さんを待たせないよう素早く行う必要があるのです。 でも今は。 マメチュー先生は話が長い先生に、疑義照会(お薬に関する問合せ)をしています。 「あー、あの先生かぁ。まだ時間かかるだろうなぁ」 皮膚科のお薬づくりはまゆさん、てんまさん、パゴロウさんが急ピッチで進めます。 薬剤師のお仕事の中に軟膏を混合して、軟膏壺に詰めるという作業があります。 調剤事務のUSAさんは、関係ないことをしゃべりながら、その様子を見ているだけです。 「ところで、なんでわざわざチューブから出してるの?そのまま患者さんに渡すんじゃだめなの