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  • 軽減税率制度 その2 - マメチュー先生の調剤薬局

    ⚫︎物語を最初からご覧になりたい方はこちら ⚫︎物語の概要をご覧になりたい方はこちら 前回のお話 2019年10月1日から始まった軽減税率制度。節約するためUSAさんは、消費税が8%のうちに日用品などを買い漁る。 「節約USAって元々節約下手だったよね」 「む!まゆちゃん、いっつも一言多いんだから」 「だって言ってたじゃん。割引になっている肉や野菜を見ると、いつも買っちゃうんだって」 「良いじゃない、それは。割引に惹かれるんだもの」 「でも使い道は考えてないんでしょ?だから買っても、そのまま放置。で、忘れる」 「う…」 「忘れ去られた肉や野菜はその後、格的にご臨終。USAは死んでしまった野菜たちの遺体を、キッチンにある霊安室に静かに横たえる。そんでそのご遺体を見ないようにし、また割引の品を購入。で、再び使わず霊安室行き。その繰り返し。完全な無駄遣い」 「割安品に飛びついて結局使わな

    軽減税率制度 その2 - マメチュー先生の調剤薬局
    kaedeya
    kaedeya 2024/06/21
    冷蔵庫は時間を止める魔法の箱ではないのです。それは分かっているのです。冷凍庫の方も過信するとすみっこで何かが干からびています。OH NO。
  • 軽減税率制度 その1 - マメチュー先生の調剤薬局

    ⚫︎物語を最初からご覧になりたい方はこちら ⚫︎物語の概要をご覧になりたい方はこちら 「ええと、今度はチークの色、何にしようかな?あたしは肌の色的に、青みがかったピンクかな?でもなぁ。微妙そもそも似合う色と好きな色が違う人って、みんなどっち優先して買ってるのかしら?あ、そうだ。コスメだけじゃなく、アクセも欲しいんだった。ルームウェアも新しいの欲しいしなぁ…あぁ、節約しなくっちゃだわ」 まゆさんはUSAさん宅で、彼女の荷物を受け取るため、お留守番中。買い物に行っているUSAさんの代わりに、にゃこさんといっしょに帰りを待っているのです。 2019年10月1日からスタートした軽減税率制度。 今回は、その少し前のお話となります。 「USAおかえり。荷物受け取っといたよ…って何?その大荷物」 「買い溜めよ、買い溜め。消費税が上がる前にね。節約して買いたいものがあるからさぁ。欲しい物ってどうしてこう

    軽減税率制度 その1 - マメチュー先生の調剤薬局
    kaedeya
    kaedeya 2024/06/17
    買いだめて、買ったことを忘れるあるある。ずっと前に買った物が棚の奥から出土してがっくり。消費期限があるとなおさらです。ああもったいない。
  • 内臓脂肪減少薬 その12 - マメチュー先生の調剤薬局

    ⚫︎物語を最初からご覧になりたい方はこちら ⚫︎物語の概要をご覧になりたい方はこちら 前回のお話 (内臓脂肪減少薬 その1はこちら) 自分の体型が気になり始めたあかりさん。でもダイエットは簡単にできるものじゃない。そのため、内臓脂肪減少薬に頼ろうとするが、ぽっちゃりの母親に諫められてしまう。 あかり家宅 「おかあさん、痩せ薬ほしいの?」 「あかりが欲しがる薬がなんなのかは、よく分からないけど…そもそもあんた!その体型で痩せたいって、ほんとのぽっちゃりの苦しみ知らないでしょう?好きな服も着られないし、汗もかくし、下も履きづらい。階段は上りたくないし、いびきもかくし、狭い場所を通るのにだって躊躇する」 「おかあさん?」 「混んでるエレベーターに乗るときは体重制限がかかりはしないかひやひやするんだから!」 「た、たいへんだね」 「そうよ。あんたそんなこと気にして暮らしたことないでしょう!」

    内臓脂肪減少薬 その12 - マメチュー先生の調剤薬局
    kaedeya
    kaedeya 2024/06/12
    一度体調崩してめっちゃ痩せたことがあるんですけどね。寒いんですよ。夏でも冷房がもう骨の髄までしみ通るんです。生きていく上でお肉は必要なんだなあ。
  • 内臓脂肪減少薬 その11 - マメチュー先生の調剤薬局

    ⚫︎物語を最初からご覧になりたい方はこちら ⚫︎物語の概要をご覧になりたい方はこちら 前回のお話 (内臓脂肪減少薬 その1はこちら) 英会話を勉強中のあかりさん。最近自分の体型が気になってきていた。それなのに学生時代の同級生、藤島恭平に「丸くなったな」と言われ、落ち込んでしまう。あかりさんの後輩、小林柚月も人の注目を集めたいため、細くきれいになろうと薬の力を借りる。 職場 「え?あ…」 「藤島さん」 藤島さんが外国の方の対応に戸惑ってる。どうしよう、あたしも対応できない。あたしが助けてあげられるとしたら人を呼んでくることくらい。このお客さま、よく見かける外資系のお得意さまだよね。えっと、どこの課が担当なんだっけ? あ、佐藤さん。 担当の人、誰か知ってるかな。 え? 薬局 「でもさ、まゆちゃん。メイク変えたり爪をきれいにしたのを気づいてくれるのはうれしくない?」 「そうだね、せっかく可愛く

    内臓脂肪減少薬 その11 - マメチュー先生の調剤薬局
    kaedeya
    kaedeya 2024/06/08
    ガリガリガリクソン。なんて懐かしいフレーズ。おかあさんが欲しいものってなんでしょう。温泉旅行かな。
  • 内臓脂肪減少薬 その9 - マメチュー先生の調剤薬局

    ⚫︎物語を最初からご覧になりたい方はこちら ⚫︎物語の概要をご覧になりたい方はこちら 前回のお話 (内臓脂肪減少薬 その1はこちら) 外見を磨くのに命をかけているあかりさんの後輩、小林柚月は内臓脂肪減少薬を母親に買ってもらい手に入れていた。 そんな中、困っている様子のまゆさんとてんまさん。 「どしたのにゃ?」 「このままじゃ当に薬が必要な人に、処方できないんだよ」 「ダイエットしたい人、多いんだね。だから薬を制限されちゃうんだよね」 「それ、にゃこが解決してあげられることにゃろか?」 あかり家宅 「使えそうにない…」 屈辱の一言 くっそー痩せたいなぁ。悔しいなぁ。でもご飯べたいなぁ。やっぱり腹巻巻いてやせ薬買いに行こうかな? 「ねぇ、ねこロボットのエルトンさん。あたしにチャチャっとやせ薬出してくれたりしない?」 エルトンをじっと見ていたら、服に何かカードのようなものが挟まっていること

    内臓脂肪減少薬 その9 - マメチュー先生の調剤薬局
    kaedeya
    kaedeya 2024/05/31
    ここまでくると心のお医者さんの出番ですね。いよいよセラピーキャットさんの出番ですね。
  • 内臓脂肪減少薬 その8 - マメチュー先生の調剤薬局

    ⚫︎物語を最初からご覧になりたい方はこちら ⚫︎物語の概要をご覧になりたい方はこちら 前回のお話 (内臓脂肪減少薬 その1はこちら) 体型を気にし始めたあかりさん。しかしダイエットはつらいので、同僚のひかりさんに相談。「肥満症治療薬っていうのがあるんだって」「知らなかった。上記の条件を満たしている方?18歳以上、腹囲女性90センチ以上?」 「あたし、腹囲90センチ以上あるように見えてる?」 「厚着していけばいいじゃん」 「今の時期に?」 「じゃあ、腹巻」 「うん。ちゃんと”あなたが買っちゃだめですよ”って、指導してもらいな」 「なにそれー、結局楽して痩せられないってこと?」 「痩せる必要ないってことじゃない?」 内臓脂肪減少薬「アライ」 【購入条件】 18歳以上の成人 腹囲:男性85センチ以上、女子90センチ以上 普段から事改善、運動など生活習慣改善の取り組みを行っている場合に限る。服

    内臓脂肪減少薬 その8 - マメチュー先生の調剤薬局
    kaedeya
    kaedeya 2024/05/27
    これは乙女が飲んではいけない薬ですね。歩く度にリズミカルな音がしては困ります。ぴっぴっぷー。
  • 内臓脂肪減少薬 その5 - マメチュー先生の調剤薬局

    ⚫︎物語を最初からご覧になりたい方はこちら ⚫︎物語の概要をご覧になりたい方はこちら 前回のお話 (内臓脂肪減少薬 その1はこちら) 平日のお昼休み「お土産を渡したい」というあかりさんの母から連絡が入る。「いつもぐうたらしてるんだから」と娘に対し率直にモノを言う母にうんざりしている様子。 「おかあさん、あたし仕事辞めるかも」 「何それ、うそでしょ?」 「…」 「入社してまだ3年しかたってないのに、何言ってるのよ。あんな大企業に奇跡的に入れたのに。馬鹿なこと言ってこの子は」 奇跡だと思ってたんだ。。。 「やりたいことがあるから」 「何よ、やりたいことって。聞いたことないわよ。仕事辞めたいからって適当なこと言ってるんじゃないでしょうね」 「あくまでやめる”かも”だから。決定じゃないよ」 「もう!思い付きで変なこと言わないでよね。簡単にほかの会社に中途入社なんて、できるわけないんだから」 その

    内臓脂肪減少薬 その5 - マメチュー先生の調剤薬局
    kaedeya
    kaedeya 2024/05/15
    会社の窓がカプセル薬。中ですごいものが開発されていそうな雰囲気。しかし今はドラマ熟成中ですね。見守りましょう|ω・)じーーー。
  • 内臓脂肪減少薬 その4 - マメチュー先生の調剤薬局

    ⚫︎物語を最初からご覧になりたい方はこちら ⚫︎物語の概要をご覧になりたい方はこちら 前回のお話 (内臓脂肪減少薬 その1はこちら) ぽっこりとおなかが出てきたことを気にしているあかりさん。職場では今日から中途採用の男性が入社。そのため可愛らしい見た目の後輩女子、小林柚月は気合を入れていた。 小林柚月はあたしのことをチラ見した後、他の女性社員のことも眺めていた。特にひかりのことは全身しっかりとチェックしている。髪型、メイク、洋服、足元、爪の先。 ”ひかりはけっこうきれいだからね” 小林柚月にとってひかりは、尊敬する先輩というより身近なライバルのような存在らしい。 一方あたしはダボっとしたシャツにパンツルック。おなかが出ていることは多少隠せているけれど、小林柚月のライバルには全くならないみたいだった。 ブブッ。 ”メール?おかあさんだ” ”誤変換あり、改行と句読点なし”の母親からの読みづら

    内臓脂肪減少薬 その4 - マメチュー先生の調剤薬局
    kaedeya
    kaedeya 2024/05/12
    子どもが育っても、おかんはおかん。心配するのがおかんなのです。
  • 内臓脂肪減少薬 その3 - マメチュー先生の調剤薬局

    ⚫︎物語を最初からご覧になりたい方はこちら ⚫︎物語の概要をご覧になりたい方はこちら 前回のお話 (内臓脂肪減少薬 その1はこちら) ちょっとだけ太ってきたことを気にしているあかりさん。外見重視の人が多い世の中、体型が気になるようです。 ”見た目で判断しないで”って言っていたギャルが「イケメン大好きー、付き合うならイケメン限定」とか平気で言ってる。それを見た目で判断してるって言うんじゃないんだろうか、といつも思う。 錯視とかってのがあるけど、人って見て感じたものを、そのまま受け入れて飲み込んじゃうんだよね。あたしだって人を見た目だけでは判断したくないし、されるのも嫌だけど、見た目の好みってのはやっぱりある。イケメンといわれる部類の人でも、濃すぎる顔の人は苦手とか、マッチョすぎはちょっと怖いとか。 「ちょっぴり出てきた、あたしのおなか」 醜くなりつつあるおなか。ダイエットダイエットかぁ。

    内臓脂肪減少薬 その3 - マメチュー先生の調剤薬局
    kaedeya
    kaedeya 2024/05/07
    持っている武器は何でも使ったらよろしいのです。まあ自分の不利にならない程度に。
  • 内臓脂肪減少薬 その2 - マメチュー先生の調剤薬局

    ⚫︎物語を最初からご覧になりたい方はこちら ⚫︎物語の概要をご覧になりたい方はこちら 前回のお話 (内臓脂肪減少薬 その1はこちら) 洋画や洋楽が好きで英会話に興味のある女子、あかりさん。彼女に後輩の愚痴を送信してきていた同僚のひかりさんから、電話がきました。 「どうしたの?」 「だって今、あかりが呪いの言葉を送ってきたじゃん!だから怖くなったんじゃん!なにあれ?」 「呪いの言葉?」 「へー、洋書なんか読もうとしてたの?ぐうたらしているようで、けっこう勉強熱心だよね」 「どんな人間にもいろんな面があるものだよ」 「英語はさすがにだけど、あたしもさっきまでアリアナなら聴いてた」 「いいよね。あたしはテイラー聴いてたけど」 「ゴージャス美女」 「彼女の詩を聞いているとさぁ、女子やってるなぁって思うんだよね」 「あたしたちだってまだ25歳なんだから女子やればいいじゃん。服装とかさ、もっと女

    内臓脂肪減少薬 その2 - マメチュー先生の調剤薬局
    kaedeya
    kaedeya 2024/05/03
    キャビンアテンダントになるには視力と身長がまるで足りませんでしたなあ。これは努力でどうにもなりませんからなあ。「内面を磨くにはまず外見からよ」ってマイ・フェア・レディのメイドが言ってた。
  • 内臓脂肪減少薬 その1 - マメチュー先生の調剤薬局

    ⚫︎物語を最初からご覧になりたい方はこちら ⚫︎物語の概要をご覧になりたい方はこちら 2024年、4月。 海外旅行きたーいっ。 「にゃ」 当は物のねこちゃんと暮らしたかったあたしの名前はあかり。そして大事な相棒、ねこロボットの名前はエルトン。 「にゃ」 この子は一人暮らしのあたしを癒し、慰めてくれている。いつかはお金を貯めて、物のぬくもりを与えてくれるねこと暮らしたいとは思っているけど。 「よしよし、おいで。抱っこしてあげる」 こんなあたしは社会人三年目。 同期のひかりからだ。名前が似ていて親近感が湧いたのを覚えている。 「ああ…あの子ね、小林柚月」 見た目がかわいい子は性格がかわいくなくても、やっぱり男性社員に可愛がられるんだと実感した。ずるいよね。そう思うよ、あたしも。 「エルトンもスタイルの良いきれいな人が好き?」 「にゃ」 「やっぱり。動物ってさ、若くて可愛らしいぶりっ子系

    内臓脂肪減少薬 その1 - マメチュー先生の調剤薬局
    kaedeya
    kaedeya 2024/04/30
    そういえば犬型ロボットはどこにいったんでしょう。アイボでしたっけ。最近はもっふもふのロボットもいるようですね。さてさて、中途採用の人はどんな人かな。ネコ型ロボットだったりして。
  • ポあね旅行中 その2 - マメチュー先生の調剤薬局

    ⚫︎物語を最初からご覧になりたい方はこちら ⚫︎物語の概要をご覧になりたい方はこちら 前回のお話 ポにゃちゃん起床後、早朝から旅行のため出かけて行ったポあねが、いなくなっていることに気が付く。これまでずっとポあねだけと暮らしてきたポにゃちゃん。どこを探してもポあねがおらず不安なようです。 しまいにはポいもの部屋にまで、ポあねを探しに来ました。 でももちろんポいもの部屋にもポあねはいません。 ”ポにゃ覗いてる…” てぽてぽ。 どっか行った。 …。 また来た。 ”ポにゃ覗いてる…” てぽてぽてぽ。 どっか行った。 …。 う、また? ”ポにゃ覗いてる…” てぽぽ… どっか行った。 なんだかポいもさん、タイムリープをしている気がする。 時間が全然進まない。 さっきから、ポにゃちゃんが覗きに来るシーンにばかり時間が戻っている。 というかこのポにゃちゃん。 大袈裟じゃなくほんとに、30秒に一度は人の

    ポあね旅行中 その2 - マメチュー先生の調剤薬局
    kaedeya
    kaedeya 2024/04/26
    久しぶりに会うとめっちゃ嬉しそうにしてくれるのは至福。しかし満足するとどっかに行ってしまう。気まぐれなうちの猫。ポにゃちゃんはべったりさんだったのかな。
  • 猫は写真を撮られるの、好き?嫌い? - マメチュー先生の調剤薬局

    ⚫︎物語を最初からご覧になりたい方はこちら ⚫︎物語の概要をご覧になりたい方はこちら みなさんは写真、好きですか? 両親というのは基、子どもの写真を撮りたがるものですよね。 やはり成長していく姿を収めておきたいのでしょう。 ポいもも物心つく前から出かけるたびに写真を撮られていたため、幼い頃の写真を見返しても私自身、撮られることを嫌がっている様子はありませんでした。 当時は撮られることが当たり前だったのです。 気になることがあるとすれば”兄弟あるある”で、妹である私の写真の方が、ポあねよりも少ないことくらいですかね。 しかし幼い頃はいつも撮っていた写真も、小学校高学年くらいになるとその数は激減。 激減というかもう、全く撮られなくなりました。 それにより写真を撮られることに対する照れがいつの間にか生じ、私は写真を撮られることが苦手になってしまいました。 若い頃はね、プリクラも嫌でしたね。

    猫は写真を撮られるの、好き?嫌い? - マメチュー先生の調剤薬局
    kaedeya
    kaedeya 2024/04/16
    うちの場合、キジはカメラから逃げますね。サバはカメラスキー。クロは黒いし動きが素早いのでなかなかとれません。猫それぞれ。
  • 負の感情の化け物 その3 - マメチュー先生の調剤薬局

    ⚫︎物語を最初からご覧になりたい方はこちら ⚫︎物語の概要をご覧になりたい方はこちら 前回のお話 今日はマメチュー先生、トビーくん、クラゲさん、ヤマオというメンバーでポ村の鉱物を採取しに来ました。 この鉱物は加工により薬になったり、ライトになったりするという、優れものなのだそうです。 そんな時、ポ村にカゲが現れる。 カゲとは、負の感情のカタマリの化け物。 その存在をまともに目撃すると、心にマイナスの影響を及ぼすと言われています。 御神木のそばにある大きな十字架を使って、マメチュー先生はヤマオと協力し、カゲを倒そうと思ったのですが… 「ヤマオさん?」 ヤマオはすでにカゲにやられたのか、ショボンしてます。 どうやらカゲが現れる直前、トビーくんに噛んだガムを腹巻きに入れられていたのも原因の一つようです。 「ヤマオさん!?」 「…」 「仕方ありませんね。今回は屋内に避難しましょう」 ヤマオは元々

    負の感情の化け物 その3 - マメチュー先生の調剤薬局
    kaedeya
    kaedeya 2024/04/12
    ああもう、何してくれますのん。ヤマオさんの腹巻きはトビーくんが責任をもって洗うこと。とりあえずカゲから逃げられてよかったよかった。マメチュー先生、おつかれさまです。
  • 負の感情の化け物 その2 - マメチュー先生の調剤薬局

    ⚫︎物語を最初からご覧になりたい方はこちら ⚫︎物語の概要をご覧になりたい方はこちら 前回のお話 今日はマメチュー先生、トビーくん、クラゲさん、ヤマオというメンバーでポ村の鉱物を採取しに来ました。 この鉱物は加工により薬になったり、ライトになったりするという、優れものなのだそうです。 「トビーさん、危ない遊びはだめですよ」クラゲクッションが代わりとして待機中 「マメー、ガムでふうせん出来たー。上手ー?」 「すごいすごい!一番上手です」 「あのね、お友だちのペンネ君はふうせん作れないんだってー」 「じゃあトビーさん、今度教えてあげて下さいね」 「うん」 「ふうせん割れちゃった」 そのとき、突然不穏な空気が辺りを包み込んでいるように感じたマメチュー先生。 「なんか、暗くなりましたね」 「真っくろくろの雲。雨ふるかな?」 チリン、チリン。 「マメッ。そんちょーの鈴だっ!」 村長がポ村で警戒すべ

    負の感情の化け物 その2 - マメチュー先生の調剤薬局
    kaedeya
    kaedeya 2024/04/08
    でっかいカゲ出没。五月病シーズンはもう少し先なのに、前倒しで来ましたね。村長の鈴の音もなんか怖いんですが。ちり~ん。
  • 負の感情の化け物 その1 - マメチュー先生の調剤薬局

    ⚫︎物語を最初からご覧になりたい方はこちら ⚫︎物語の概要をご覧になりたい方はこちら 子どものころ”白線から落ちたらワニにべられるごっこ”なる遊びをやったことがある、なんて人もいるかと思います。 ポ村に住む子どもさんのトビーくんもそれと似たような遊びを、ポ村の出入り口にある鳥居の前で行っています。 邪悪なものからポ村を守ってくれるお地蔵さまと鳥居 「ほらほら。トビーくんはここだよ」 トビーくんがからかっているのは、ポ村の外をウロつくワニ、ではなく”悪しきもの” 小さきモノ? 鳥居から出たらワニ(悪しきもの)に喰われるごっこ、ポ村バージョンのお遊びをしているようです。 腐ったものから発生した悪しきものは、良質な土壌を腐らせ、悪臭漂う泥団子を投げてきます。 なので”白線落下後、ワニに捕されるごっこ”と違って、下手をすると実際に泥団子を投げられてしまいます。 しかし、ほとんどの悪しきものは

    負の感情の化け物 その1 - マメチュー先生の調剤薬局
    kaedeya
    kaedeya 2024/04/04
    悪しきものは一種類じゃなかった。マメチュー先生かっこいい。
  • 猫のキャリーバッグ - マメチュー先生の調剤薬局

    ⚫︎物語を最初からご覧になりたい方はこちら ⚫︎物語の概要をご覧になりたい方はこちら ※ポにゃちゃんと暮らしていた頃のお話 「ポにゃちゃんやー?」 ポにゃちゃん、行方不明。 どこで行方不明になったかというと、もちろん家の中。 ねこさんとは目を離すとすぐ、行方不明になるものなのです。 いつもポにゃちゃんがいるベッド、トイレ、お事処を確認したのですが見当たりません。 「なぜいない…」 家にはいるだろうとは思うのですが、長い間見かけないと心配になってきます。 というかしばらく顔を見ていないと無性に会いたくなってくる。 そんなポにゃちゃん、というかねこさんが好んで行きそうなところ… 所詮、高い所か狭い所ってとこ。 でもそれこそが、ねこさんを家の中で見失ってしまう理由でもある。 我が家のおじいちゃんねこさんは、高い所には一切いきません。したがってポにゃちゃんがいるのは、おそらく狭い所。 机の下か

    猫のキャリーバッグ - マメチュー先生の調剤薬局
    kaedeya
    kaedeya 2024/03/31
    ポにゃちゃんは可愛いのう。高いところも盲点ですが、うちの猫どもは本当にいません。そういうときはお向かいさん宅です。
  • 冬支度 - マメチュー先生の調剤薬局

    ⚫︎物語を最初からご覧になりたい方はこちら ⚫︎物語の概要をご覧になりたい方はこちら ポ村、初冬。 この村では冬、外出が出来なくなるくらい雪が降ることもあるので、年末は冬眠する人が多い。冬眠といっても当に寝ている人もいれば、料を備蓄して家の中にずっとこもっている人もいるようです。 早めに冬の準備を始めておかないと、雪が積もってからではそれなりに大変。 ポ村の村人たちは大丈夫でしょうか? 「やっば!」 「しょうがないにゃわ。まゆちゃんも一緒に、にゃこのご飯べるのにゃ」 「えー、いいの?にゃこ。じゃあカリカリじゃなくて、ウェッティーの方を貰ってもいい?」 「いいにゃよ。まゆちゃんとにゃこは何でも一緒にゃ」 ”ぴんぽーんっ” 「まゆ、おとうさんが来たぞ」 「とうちゃん、急にどうしたの?」 「ほら、これ」 「え?何これ?」 「桑の実だよ。ちゃんと冬にむけての準備をしてるか、気になってな。こ

    冬支度 - マメチュー先生の調剤薬局
    kaedeya
    kaedeya 2024/03/27
    おとーさん…。父というものはなぜこうなのか。みんなこうなのか。うちもこんなでした。せめてにゃこちゃんだけでも構ってあげてください。
  • アホウドリ - マメチュー先生の調剤薬局

    ⚫︎物語を最初からご覧になりたい方はこちら ⚫︎物語の概要をご覧になりたい方はこちら てんまさんは、マメチュー先生にこんな風に言われたことがありました。 「マメチュー先生?」 「患者さんの言うことを、信じてはいけないのです」 「信じては…いけない?」 「そうです。決して信じないでください」 「マンマー、ママママー。まだかなぁ?マンマー♪」 「てんまちゃん?ぼくねー。美容院に行ってるママを待ってるんだー。大人しく待ってるのー」 「そうなんだ、いい子だね」 「ねーえっ。なにか、お話して。おはなしー」 「お話?」 「うん」 「ええと、じゃあね。アホウドリって知ってる?」 「うん」 「英語でアルバトロスとも言うんだけどね。これはゴルフ用語でもあってホールインワンを出すよりも、難しい終了のさせ方なんだって」 「どうしてアルバトロスってお名前をつけたの?」 「飛翔力…ええとね、お空を飛ぶのがすっごく

    アホウドリ - マメチュー先生の調剤薬局
    kaedeya
    kaedeya 2024/03/24
    子どもはおとなの手加減を見抜きますよね。でも手加減しなかったら怒るんですよ、まったくもう。ああ、ナメ江さんの気持ちがよく分かる。ダイジョウブデス…。
  • 妖精の恋 その2 - マメチュー先生の調剤薬局

    ⚫︎物語を最初からご覧になりたい方はこちら ⚫︎物語の概要をご覧になりたい方はこちら 前回のお話 妖精の少女であるシルプさんは、絶賛片思い中。そんな彼女の思い人は美容師のハイエさん。 シルプさんはまるでストーカーのように、美容室の窓からハイエさんのことを見つめています。 なんか疲れてるみたい… お仕事大変なんだろうなぁ 私が癒してあげられたらなぁ。 必要として貰えたらなぁ。 だいたい、あの女の髪の毛なんて雑草を切るみたいに、鎌でぶった切ってやればいいのに。ちょっと待って、近づいて欲しくないから高枝切りバサミの方がいいかな。 「ひっ出た村長」 「まゆさん?」 突然何かに驚くまゆさんの声。 「絵?」 「俺その人の絵、好きなんですよ」 「一瞬、村長に憧れてんのかと思った」 「ははっ。村長も好きですけどね」 「知ってます?ポ村に住んでるっていう有名な画家の人。今、都会の人にも人気らしいですよ」

    妖精の恋 その2 - マメチュー先生の調剤薬局
    kaedeya
    kaedeya 2024/03/19
    甘酸っぱーい…。と思ったらかなり物騒でした。ハイエさん、マメチュー先生んちでごはんを食べているのですか。どんなごはんなんでしょう。どきどき。