『ハカイダー』を見て「なんじゃこりゃ」というむなしさの風に吹かれ、 『ZO』を見て「やっぱり」という思いを強くし、 『牙狼』を見て「そゆこと」と思った次第。 それらの印象を統合すると、 「この人は怪獣怪人が好きなのであって、決して人間が好きなわけではないな」ということ。 人間嫌いというのは、人物の内面が非常に希薄というか類型化したもので収まっているということ。 怪獣・怪人好きは、まあ見たまま。 そして、そう思った所で、 この人は「イメージイラストを実写で作っているのだ」と考えた方がいいのだとやっとわかった。 元になるイラストがまずあって、「このカットがかっこいいから」というシーンを何とか作り、それを繰り返し、そして、その間を無理やりテキトウにつなぐ。 それが雨宮作品クオリティ。 アニメで言うと河森正治のポジションってとこですか。 だから、尺の短いものになると、間の薄さというかまずさが圧縮さ