民明書房(みんめいしょぼう)とは、東京神田神保町に本社をおく日本を代表する出版社。大正十五年(1926年)創業。その出版物の真実性は、日本を代表するオピニオン誌である週刊実話や、世界的クオリティペーパーである東京スポーツが最終目標にしたとも言われ、1980年代に子供時代を送った世代に多大な影響を与えた。 創業者は大河内民明丸(おうこうち みんめいまる、1904年 - )で、社名もその名に由来する。 民明丸自身は既に100歳を超えているが、近年では男塾の若者と中国旅行に同行したことが報じられるなど、健在ぶりをアピールしている。 民明書房の主宰者は、代々「民明」の号を名乗っている。これは、初代民明が始皇帝の焚書坑儒に対抗し、権力にとって危険と思われる書物を密かに集めて以来の古い伝統を持つ、大変に名誉ある称号である。 民明号の襲名は、先代の民明が民明書房の膨大な知識を受け継ぐにふさわしいと判断し