◆“虚構”と“戦争”文藝春秋digitalは、5月31日(火)19時〜、東京大学専任講師の小泉悠さんとアニメーション監督の片渕須直さんによるオンライン対談イベント「『この世界の片隅に』から“ウクライナ”を考える」を開催しました。 《フル動画はページ下部にあります》 片渕須直さんが監督を務め、2016年に63館で公開されると、1133日間も続く異例のロングラン上映となったアニメ映画『この世界の片隅に』(原作マンガ:こうの史代)。戦時中に広島市から呉市へと嫁いだすず(声・のん)の戦時下での暮らしを描く同作に、小泉さんはブログで「前評判と違って、肝を冷やすような想いをさせられる映画」だったと綴っています。 「娘と同じ、これから小学校に入る年の女の子が出てきて、その頭上に日々、艦載機の機銃掃射や焼夷弾が降ってくる訳ですから」と小泉さんは書き、そこで描かれた「一人ひとりの死」の重さを受け止めています
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