青い空と白くてフワフワな雲を眺めていると、心が軽くなり癒されます。 雲はイメージ的に軽いという印象があり、あまり雲の重さについて考えることはありません。 しかし雲も物質で構成されている以上、重さを持つのは当たり前のことです。 では雲の重さとはどれくらいなのでしょうか? アメリカ・アリゾナ大学(The University of Arizona)に所属する水文学者アーミン・ソロシアン氏が、「雲の重さはどれくらい?」という疑問に回答しています。 ※水文学:地球上の水循環を研究する地球科学の1分野 雲の重さを推定する方法と結果「実は相当重かった」雲は、「大気中にかたまって浮かぶ水滴や氷の粒」と定義できます。 つまり雲の重さを推定したいなら、雲の中に含まれる水滴(氷の粒)の総量を調べればよいのです。 (雲を「白く見える空間」として捉えるなら、水滴と水滴の間の空気の重さも計算すべきですが、今回は省き