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ブックマーク / www.ben54.jp (7)

  • 大ヒット映画「カメラを止めるな!」の著作権トラブルはなぜ起こった… “原案”と“原作”の曖昧さが生んだ争いのてん末 | 弁護士JPニュース

    なんらかの作品を創った人は、その「著作権」を有する。自分の考えや想いを作品として表現したのだから、強い思い入れもあろう。だが、「思い入れ」と「思い込み」はまるで違う。 「著作権侵害だ!」と筋違いとも思える訴えを起こすクリエーターも一定数存在するようだ。そうしたエセ著作権を振りかざし、トラブルに発展した事件を取り上げた一冊が「エセ著作権者事件簿」(友利昴著)だ。 連載では、ニュース等で話題になった事件も含め、「著作権」にまつわる、クレームや言いがかりまがい、誤解、境界線上の事例を紹介。逆説的に、著作権の正しい理解につながれば幸いだ。 第8回では、大ヒット映画「カメラを止めるな!」に起こった、著作権トラブルを取り上げる。 「原案」か「原作」か――。著作権法に定義のないこの2ツの解釈の違いもあり、話はややこじれる。大ヒット作に対する原案側からの権利主張という構図が、外野には「カネ目的」にもうつ

    大ヒット映画「カメラを止めるな!」の著作権トラブルはなぜ起こった… “原案”と“原作”の曖昧さが生んだ争いのてん末 | 弁護士JPニュース
  • 『虎に翼』はなぜ“憲法14条”から始まるのか ドラマが描く「法の下の平等」と“法がひっくり返される”危険 | 弁護士JPニュース

    4月1日に初回放送がされて以来、SNSは毎日のように視聴者のコメントで賑わっているNHKの連続テレビ小説『虎に翼』。日初の女性弁護士・三淵嘉子(みぶち よしこ)を主人公のモデルにした作は“新しい”朝ドラとして、法曹界でも注目を浴びている。 作の特徴は、主人公の寅子が理不尽な状況に直面したときに「はて?」と異議を唱えながらルールを変えようとする姿に象徴されているように、NHKの朝ドラとしては異例なほどに「社会問題」が扱われていることだ。また、主人公の月経や登場人物の同性愛など、ジェンダーに関する描写が多々含まれている。 6月10日に放送された第51話では、カフェの壁に憲法14条の文言が墨書きされたシーンが多くの視聴者の印象に残った。作において「憲法14条」は何を意味しており、現代の社会にどんなメッセージを投げかけているのか。数々のドラマ評を執筆した実績があり、女性やジェンダーの描写に

    『虎に翼』はなぜ“憲法14条”から始まるのか ドラマが描く「法の下の平等」と“法がひっくり返される”危険 | 弁護士JPニュース
  • ベストセラー本酷似の表紙カバーに「著作権侵害」の訴え… パロディ表現の“法的妥当性”裁判所が下した判断 | 弁護士JPニュース

    なんらかの作品を創った人は、その「著作権」を有する。自分の考えや想いを作品として表現したのだから、強い思い入れもあろう。だが、「思い入れ」と「思い込み」はまるで違う。 「著作権侵害だ!」と筋違いないちゃもんをつけ、裁判沙汰にするような思い込みが過ぎるクリエーターも残念ながら多数存在する。そうした”エセ著作権”を振りかざし、トラブルに発展した事件の数々を取り上げた一冊が「エセ著作権者事件簿」(友利昴著)だ。 連載では、ニュース等で話題になった事件も含め、「著作権」にまつわる、とんでもないクレームや言いがかりを紹介。逆説的に、著作権の正しい理解につなげてもらう。 第1回では、ベストセラー「完全自殺マニュアル」で発生した著作権トラブルを紹介する。敬意を表した行動が、相手の無知と無理解で、とんでもない”アンサー”となり、裁判沙汰にまで発展。当然といえる結果に帰結しているが、なんとも後味は悪い…。

    ベストセラー本酷似の表紙カバーに「著作権侵害」の訴え… パロディ表現の“法的妥当性”裁判所が下した判断 | 弁護士JPニュース
  • 「弱者男性」は「差別」されているのか? 社会から“排除”されてきた「低学歴中年男性」の支援に必要な視点 | 弁護士JPニュース

    弁護士JP 弁護士JPニュース 「弱者男性」は「差別」されているのか? 社会から“排除”されてきた「低学歴中年男性」の支援に必要な視点 近年、「弱者男性」がインターネットを中心に注目を集めている。 4月にライターのトイアンナ氏が出版した『弱者男性1500万人時代』(扶桑社新書)はAmazonの「売れ筋ランキング」の上位に入り、X(旧Twitter)でも話題になった。 『弱者男性1500万人時代』の帯文にもコメントを提供している元プロゲーマーの「たぬかな」氏は、昨年10月に「弱者男性合コン」 を主催した。一方で彼女は男性に対する暴言を多々行っていることでも知られており、2022年には「170cmない男に人権ない」 発言が問題視され、4月にも問題発言が原因 でスポンサー契約が1件解消されたという。 「弱者男性」は「チー牛 」(いわゆる「オタク」の男性を侮辱的に呼称するネットスラング)と同様の差

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  • 「完全に出遅れている」児童ポルノめぐる日本の“実態” 英国BBC“規制されない”セックスドール工場の存在も放送 | 弁護士JPニュース

    年端も行かぬ幼い子どもを性の対象とする「小児性愛」の問題は、性をタブー視する日社会のなかでも特に忌避され社会的議論につながってこなかった。 しかし近年、故ジャニー喜多川氏による男児への性加害が明らかになったほか、塾講師をはじめ教師やベビー(キッズ)シッターなど、子どもにとって身近な大人による加害行為も表面化してきた。 連載では、小児性愛障害と診断され、子どもへの性加害を起こした者への治療に取り組む斉藤章佳氏(精神保健福祉士・社会福祉士)が、治療やカウンセリングを通じ実感した加害者特有の「認知の歪み」について解説する。 最終回は、世界で共有されつつある児童ポルノの危険性と、日に存在している“規制の抜け道”の実態を紹介する。(全5回) ※ この記事は、斉藤章佳氏による書籍『「小児性愛」という病――それは、愛ではない』(ブックマン社)より一部抜粋・構成しています。 画像を見るだけではあきた

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  • 望まない妊娠は「無責任な射精」でのみ起きる… コンドーム普及国の日本で中絶手術「年間12万件超」のワケ | 弁護士JPニュース

    厚生労働省によれば、国内における2021年度の人工妊娠中絶件数は年間12万6174件にのぼり、1日に300件以上の中絶が日で行われたことになる(参考:厚生労働省「人工妊娠中絶件数及び実施率の年次推移」)。 今年4月、国内で初めて経口中絶薬(メフィーゴパック)が承認されたことは記憶に新しいが、そんな中絶問題に一石を投じた書籍『射精責任』(原著:ガブリエル・ブレア、翻訳:村井 理子)が、今話題になっている。 世界9カ国で翻訳され、アメリカではニューヨークタイムズ・ベストセラーに選ばれたこの書籍は、日でも今年7月に刊行される前からSNSを中心に注目されていた。 書が日で発行に至った経緯や、SNSでの反響、翻訳出版を通して感じた日アメリカの違いなどを、編集者の藤澤千春さん(太田出版)に聞いた。 中絶問題の前に考えるべき、「望まない妊娠」 『射精責任』を知ったきっかけを教えてください。

    望まない妊娠は「無責任な射精」でのみ起きる… コンドーム普及国の日本で中絶手術「年間12万件超」のワケ | 弁護士JPニュース
  • 「年間8万件」行方不明者はどのくらい“見つかる”のか…残された人がとるべき行動とは? | 弁護士JPニュース

    家族や友人が突然姿を消す失踪。昨今では、残された家族や友人SNSを通じて情報提供を呼び掛けるケースも見られる。警察庁によれば、昨年1年間に届け出があった「行方不明者」は8万4910人にのぼり、年代別でもっとも多かったのは20代で1万6848人、次いで10代が1万4959人だった。 行方不明者の中には、認知症などの疾病を持つ人や遭難などの事故に巻き込まれた人がいる一方で、自らの意思で“失踪”を選ぶケースも少なくない。 この「自らの意思で姿を消す失踪」の背景にはどのような事情があるのだろうか。『失踪の社会学』の著者で、立教大学文学部21世紀社会デザイン研究科准教授の中森弘樹氏に話を聞いた。 人が“消える”失踪の実態 「失踪」の定義から教えてください。 中森氏:「人が家族や集団から消え去り、長期的に連絡が取れずに所在も不明な状態が継続する現象」と私は定義しています。現象としたのは、人は「配偶

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