★鈴木哲夫の核心リポート 安倍晋三首相が通常国会の会期末(6月22日)後に内閣改造を行う、という見方が広まっている。人心一新を図るとともに、安倍首相の持論である憲法改正などに向けた体制整備という色合いも帯びるが、人事は一歩間違えば不必要な恨みを買いかねない。政治ジャーナリストの鈴木哲夫氏が、政府・自民党内のうごめきに迫った。 ◇ 全国紙が2月末、通常国会閉会後の内閣改造の可能性を報じた。この核心リポートでは1月に報告したが、安倍首相周辺は昨年末から内閣改造に言及し始めていた。 「安倍首相は自身の任期(自民党総裁任期は来年9月まで)を考えて、悲願である集団的自衛権の行使容認や憲法改正に着手する。そのため、論功行賞的な人などは排除し、(信頼する同志による)純化路線に移るだろう」(首相と懇意の民間シンクタンク代表) いまは高い支持率も、どうなるか分からない。「2014年に政治家としての『一丁目一
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