箱根山に火口周辺警報が発表されたことを受けて、地元の箱根町が午前8時半から記者会見を開きました。この中で箱根町は、6日午前6時すぎ、大涌谷周辺に避難指示を出すとともに、午前6時半から、大涌谷に続く県道734号線を大涌谷三差路で通行止めにしたほか、「箱根ロープウェイ」の全線での運休、さらに、自然探勝歩道を閉鎖したことを明らかにしました。
箱根山に火口周辺警報が発表されたことを受けて、地元の箱根町が午前8時半から記者会見を開きました。この中で箱根町は、6日午前6時すぎ、大涌谷周辺に避難指示を出すとともに、午前6時半から、大涌谷に続く県道734号線を大涌谷三差路で通行止めにしたほか、「箱根ロープウェイ」の全線での運休、さらに、自然探勝歩道を閉鎖したことを明らかにしました。
御嶽山(長野・岐阜県境、3067メートル)の噴火で犠牲になった55人のうち、20人が頭部や首に噴石が当たって死亡したことが9日、検視に関わった医療関係者への取材で分かった。いずれも即死だったという。 【写真特集・御嶽山捜索】防毒マスクの機密性をチョックをする消防隊員 ◇撮影し逃げ遅れも この20人以外の死因は、34人が頭や胸など複数箇所に噴石が当たるなどした外傷性ショック死や多発外傷の疑いという。他の1人は気道熱傷だった。 複数の医師が毎日新聞の取材に応じた。 10人近くの検視を担当した医師によると、7〜8割の人が後頭部や背中に致命傷を負っており、噴石から遠ざかろうと逃げたり、地面に伏せたりしていたことをうかがわせる。小石が頭蓋骨(ずがいこつ)を貫通し、頭部に1円玉大の傷が残っていたケースもあった。医師は「たとえヘルメットをかぶっていても助からなかったと思う」と話す。 この医師が
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「うつぶせのまま噴煙をかぶって埋もれていく人が3人はいた」 噴火当時、御嶽山の山頂付近にいて28日午前に岐阜県下呂市に下山した女性3人が報道陣の取材に応じ、噴火当時の様子を生々しく語った。 千葉県松戸市の69歳と73歳と、栃木県日光市の65歳で、いずれも主婦。3人で登っていた。 山頂の剣ケ峰。御嶽神社の社務所の裏で、昼食を食べようとザックを下ろした時だった。「すごい爆音が聞こえて、見たら噴煙が上がっていた」 うち2人は、社務所のひさしの下に頭を入れて逃げ込み、「命拾いした」。岩が落ちてくる。「肩や頭をけがした人たちがいた。うつぶせのままちぢこまり、灰に埋もれていく人が数えただけで3人はいた」 辺りは一時、噴煙で真っ暗になった。足元に灰が積もり、「これで熱くなったら、死んじゃうんだろうな」と思った。しばらくすると明るくなり、順に抜け出したが、体が埋まってリュックやストックだけしか見えず、動か
御嶽山の頂上付近にある山小屋の剣ヶ峰山荘にNHKが電話で取材したところ電話に出た男性は「多くの人が山小屋に避難してきているが、何人かが山小屋の外で倒れている。しかし、外に助けに行ける状況ではない。屋根には飛んできた噴石で穴が空いているところもある」と話していました。
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