参考リンク:こんなに違っていいのかしらん。 - 北沢かえるの働けば自由になる日記 高村薫の小説は“文庫版は、別作品だなぁ”ってのが多い。今、文庫版の『照柿』を読んでいるんだが、どう考えたらいいのやら。『マークスの山』もあの改編ぶりだものな。『リヴィエラを撃て』は文庫版しか読んだことないから、元の単行本をあたった方がいいかもしれない。 北沢かえるさんのブログに触発されて、高村薫さんの代表作の一つ「レディ・ジョーカー」を、単行本と文庫本とで読み比べてみた。 「レディ・ジョーカー」は、もともと1997年12月に刊行された作品。 グリコ森永事件をモデルにした犯罪小説で、映画化もされた(未見)。 個人的には、今まで読んだすべての小説の中で、ベスト5に入る傑作だと思っている。 文庫本は、単行本の刊行から実に12年以上も過ぎた2010年3月末に刊行された。 ふつうは3年ていどで文庫化するのだから、かなり
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