香港(Hong Kong)で、国慶節(中国の建国記念日)を祝う式典の会場近くに集う民主派デモの参加者(2014年10月1日撮影撮影)。(c)AFP/Philippe Lopez 【10月1日 AFP】中国政府は、膨れあがる香港(Hong Kong)の民主派によるデモと1989年の天安門(Tiananmen Square)事件の比較を恐れ、デモに関する報道を押さえつけつつ、流通させる情報を操作する二重作戦に出ていると、専門家らは分析している。 民主派デモを支持する声が多く聞かれる世界各国では、旧英国植民地の街路を埋め尽くす大規模な、しかし平和的な抗議行動の映像が駆け巡っている。だが、中国本土での語られようはこれとは大きく異なり、抗議の参加者たちは「暴力的」で「過激」で、外国勢力に操作されているといった描かれ方をしている。 先月29日の中国国営英字紙・環球時報(Global Times)中国語
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