あめ菓子「パインアメ」の製造過程で偶然出来上がった「エラーパインアメ」が7日、英国・ロンドンのオークションにかけられ、穴の位置が中心から大きくずれたパインアメ「ピーサウンド」が最高額の88万ポンド(約1.3億円)で落札された。 この日出品されたのは、穴の位置が中心からずれたエラーパインアメ。パインアメ愛好家の間では、半濁点( ゜)にちなんだ「ピーサウンド」の名で知られており、今回出品されたピーサウンドは、08年8月に大阪市内のコンビニ店で発見されたもの。 製造検品技術の進歩によって、エラーパインアメが市場に出回る確率は数千億個に1個とも言われ、極めて希少価値が高い。数ミリずれたものは数年に1個程度出品されるが、これほどまで大きく穴がずれたものは過去に例がなく、その珍しいフォルムに会場のパインアメ愛好家からは大きなため息が漏れた。 8ポンドから始まった価格はみるみる上昇。開始3分で8万ポンド