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2020年1月10日のブックマーク (2件)

  • 《天冥の標》から『息吹』まで、多数の傑作SFが刊行された2019年を振り返る - 基本読書

    息吹 作者:テッド・チャン出版社/メーカー: 早川書房発売日: 2019/12/04メディア: 単行 傑作揃いの短篇集 今年のSFでまず中心的に語っておきたいのは*1、素晴らしい短篇集が多数出たことだ。たとえばテッド・チャン『息吹』は著者一七年ぶりのSF短篇集で、『メッセージ』の題名で映画化された短篇を含む前作『あなたの人生の物語』を上回る密度を誇る傑作ぞろい。中でも表題作「息吹」は我々の世界とは仕組みが異なる異世界の生活や原理を緻密に描き出しながら、一人の科学者の脳科学・物理学の追求を通して世界の真実に至ろうとする物語で、三〇ページほどの中に世界を探求することの喜びが緻密に織り込まれている。この一〇年で読んだ中で最上の一篇である。 ビット・プレイヤー (ハヤカワ文庫SF) 作者:グレッグ イーガン出版社/メーカー: 早川書房発売日: 2019/03/31メディア: Kindle版他、外

    《天冥の標》から『息吹』まで、多数の傑作SFが刊行された2019年を振り返る - 基本読書
  • 2020年1月8日 相模原障害者施設殺傷事件の裁判が始まった|しらいわ よしこ

    実は、いろいろな人がこの事件を考え、語り、今日ばかりは、報道もいろいろとあったことから、私は、今日この日感じたことを、書いておこうとは思っていなかった。裁判が始まろうと、その内容がどうであろうと、私のすることは決まっている。障がい者と健常者の間にある壁をぶち壊し続けることだけだ。 お風呂に入って、湯冷めしない間に寝なければ!という今になって、ふつふつと湧いてくる感情があった。怒りだ。口に手をあてて、うおーっと叫びたいほどの怒りだ。 それは、裁判が終わって、事件のあった施設の施設長の記者会見を思い出したからだ。 裁判中に取り乱した容疑者に対して、「なんと愚かな」というようなことを言ったのだ。 報道をあまり見ていない方に説明すると、容疑者は、裁判が始まって15分くらいで、関係者に対する謝罪の言葉を述べた後、口に手を突っ込むような様子でうわーっと叫び、取り押さえられて、一時休廷になったということ

    2020年1月8日 相模原障害者施設殺傷事件の裁判が始まった|しらいわ よしこ
    kaerudayo
    kaerudayo 2020/01/10
    “皆が目覚めた社会というのは、非人間的な状況に目をつぶらない社会だ。あまりにも、見たくない状況の広がる世界は、人々の視野狭窄を招くけれど、どうか、目を見開いて見てほしい。”