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ブックマーク / econ101.jp (3)

  • ラルス・クリステンセン 「シャハトの功罪は何を物語っているか?」(2012年5月8日)

    ●Lars Christensen, “Hjalmar Schacht’s echo – it all feels a lot more like 1932 than 1923”(The Market Monetarist, May 8, 2012) ギリシャで今週(2012年5月6日)行われた総選挙で、ネオナチ政党の一つである「黄金の夜明け」(“Golden Dawn”)が議席を獲得した。このニュースを耳にして私の頭に真っ先に思い浮かんだのは、ドイツで1932年7月に行われた総選挙のことだった。ヒトラー率いるナチ党が大躍進を果たして、第一党の地位に上り詰めたのだ。今回のギリシャの総選挙では、1932年のドイツの総選挙の時と同じように、共産党やその他の極左政党も議席を伸ばしている。「ファシズムは、いつでもどこでも貨幣的な現象である」と口走りたくなってしまう。少なくとも、1932年のドイツ

    ラルス・クリステンセン 「シャハトの功罪は何を物語っているか?」(2012年5月8日)
    kaerudayo
    kaerudayo 2014/11/12
    「インフレやデフレ、物価水準、名目GDPといった名目変数に決定的な影響を及ぼし得るのは中央銀行だけ。それゆえハイパーインフレや債務デフレ、名目GDPの急落といった問題が起きたとすればその責任は中央銀行にある」
  • ポール・クルーグマン「自由市場がいつでも最良の処方ってわけじゃない」

    Paul Krugman, “Free Markets Are Not Always the Best Medicine,” May 23, 2014. [“Faith-based Freaks,” The Conscience of a Liberal, May 16, 2014.] 自由市場がいつでも最良の処方ってわけじゃない by ポール・クルーグマン Mark Graham/The New York Times Syndicate 新しく出たスティーヴン・ダブナーとの共著『ヤバい思考法』(Think Like a Freak) で,スティーヴン・レヴィットがこんなことを書いている.イギリス首相デイヴィッド・キャメロンに,国民保健サービスをつぶして市場の魔法に保健問題を任せちゃった方がいいですよとレヴィットは語ったんだそうだ.これでレヴィットはお利口ぶりを発揮したつもりだった.ところ

    ポール・クルーグマン「自由市場がいつでも最良の処方ってわけじゃない」
  • ポール・クルーグマン「トルコの問題」

    Paul Krugman, “Troubles in Turkey,” Krugman & Co., Feb 7, 2014. [“Istanbearish,” January 30, 2014] トルコの問題 by ポール・クルーグマン OLIVER; Austria/CartoonArts International/The New York Times Syndicate 「来週は危機など起こりえない.もう私のスケジュールはいっぱいだぞ」 ――ヘンリー・キッシンジャー はあ,そんなん必要でしたっけ? トルコ? トルコに注意を向けてた人なんていたっけ? もちろん,一部にはそういう人もいただろう.仕事でね. ちょうど1ヶ月前,国際通貨基金は,国の経済情勢調査 (Article IV consultation) の最新結果を公表した――これは,一種の早期警戒システムを提供するよう想定されて

    ポール・クルーグマン「トルコの問題」
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