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ブックマーク / www.afcp.jp (6)

  • 神経発達障害としての冷淡さと非情緒性 〜 Callous unemotional traits をどう考えるか〜 - A Fickle Child Psychiatrist

    この年末になって、今年一度もブログに記事を投稿していないことに気づいて、慌てて記事を書いています。年末年始に読んでいただくにはあまりふさわしくない内容になってしまいましたが、ご容赦いただければと思います。よい気分のまま新年を迎えたい方には、年明けにお読みいただくことをお勧めしたいところです。 冷淡で非情緒的 (Callous unemotional) な子ども達 このエントリをまとめる一つのきっかけとなったのは、年末に American Journal of Psychiatry (AJP) というアメリカの精神医学会の機関紙に掲載された下記の論文です。 The Neurodevelopmental Basis of Early Childhood Disruptive Behavior: Irritable and Callous Phenotypes as Exemplars あえて日

    神経発達障害としての冷淡さと非情緒性 〜 Callous unemotional traits をどう考えるか〜 - A Fickle Child Psychiatrist
    kaerudayo
    kaerudayo 2019/04/12
    「CU特性はある種の「発達障害」であるとも考えることができます。人生の早い時期から生じる素行の問題を一種の発達障害であるとするモデルは以前より提唱されており」
  • スペクトラムとグレーゾーン - A Fickle Child Psychiatrist

    当はこの記事のタイトルはカテゴリーとディメンジョンにしたかったのですが、純粋にアクセス数を稼ぐために、上記のタイトルとなってしまいました。先に謝っておきます、ごめんなさい。 それはさておき、昨日ここから始まる連続ツイートをさせていただいたのですが、長くなり読みにくくなってしまったので、若干補いながらブログエントリにまとめようと思います。 流れていくツイートを見ていると思うこと。一つ一つのいわゆる障害特性は小さく、誰にでもあるように見えても、同じ特性が高い頻度、程度で生活に影響したり、複数の特性が重複したりすると、その様相が変わって困り方にも相加、相乗効果が出てくる。— afcp (@afcp_01) 2018年5月5日 そもそもスペクトラムとは 発達障害児者支援の周辺では、連続体、一続きであることを意味する「スペクトラム」という用語がよく使われます。自閉症スペクトラム障害、自閉スペクトラ

    スペクトラムとグレーゾーン - A Fickle Child Psychiatrist
    kaerudayo
    kaerudayo 2018/05/06
    “医療機関を受診してたとしても、厳密な診断基準を満たさない人” グレーゾーンはこういう人らが多い気が。診断されず、配慮もしてもらえず、困りごとを抱えて疲弊している印象。
  • 子どものADHDと大人の「ADHD」 —ダニーディンのコホート研究から— - A Fickle Child Psychiatrist

    なかなか衝撃的……なはずなんだけど、あまり違和感のない論文。大人のADHDの大半は子どもの頃ADHDではなかった、と。続報待ち、だがたぶんそうなんじゃないかな。Dunedin のコホート研究から。AJP。 / “Is Adult …” http://t.co/v6Js6KZ4vC— afcp (@afcp_01) 2015, 5月 24 このツイートに対する反響が思ったより大きかったので、ちょっと記事にまとめてみます。 そもそもこの研究は単独でなされたものではなく、大規模な追跡研究の一部として行われています。近年ではその科学的な堅牢性から横断面での研究や回顧的な研究よりも、特定の集団をずっとフォローしていく追跡研究(前向きコホート研究)が重視されるようになっており、各国で大規模な追跡研究が行われています。有名な子どもの大規模コホートとしては、ALSPAC (英国)や グレートスモーキーマウ

    子どものADHDと大人の「ADHD」 —ダニーディンのコホート研究から— - A Fickle Child Psychiatrist
    kaerudayo
    kaerudayo 2015/05/28
    「もし成人期発症の「ADHD」が子どものADHDとは別の疾患であるとしたら、それは発達障害なのでしょうか。これはそもそも発達障害をどのように定義するか、ということにも繋がってきます」なるほどねぇ。
  • アスペルガー症候群をもつ被告人による実姉刺殺事件についての大阪地裁判決 - A Fickle Child Psychiatrist

    2011年7月に、自宅を訪ねてきた実姉を刺殺したとして、殺人罪に問われていた被告人に対して、2012年7月30日、大阪地裁の裁判員裁判で、検察側の求刑懲役16年に対して懲役20年の判決が言い渡されました。被告人は大阪地検での精神鑑定により、アスペルガー症候群であると診断されていました。 この判決については、新聞各紙でも大きく取り上げられ、また種々の団体が談話や声明を発表しています。ネット上でも大きな話題になりました。この判決に関連する論点はいくつかありますが、ここで整理を試みてみたいと思います。 自分の思いつく論点としては、下記のようなものがあります。 ①求刑以上の判決となった理由の適否 ②犯した罪に対する量刑の軽重 ③現在の「社会の受け皿」の評価 ④弁護の態勢、戦術 それぞれの論点は完全に切り離せるわけではありませんが、あまり混ぜてしまわない方がよいのではないかと感じています。 ①求刑以

    アスペルガー症候群をもつ被告人による実姉刺殺事件についての大阪地裁判決 - A Fickle Child Psychiatrist
    kaerudayo
    kaerudayo 2013/05/27
    うーん、悩ましい。
  • DSM-5 「自閉症スペクトラム障害」雑感 - A Fickle Child Psychiatrist

    かねてから予告されていたスケジュール通り、アメリカ精神医学会によりまとめられた DSM-5 が公表されました。屋さんの触れ込み通りなら、日では世界に先駆けて、書籍版が発売されています。これはちょうど今日から 第109回日精神神経学会学術総会 が開催されていますので、それにあわせて先行発売されたということのようです。 大部なので、暇をみておいおい読んでいきます。自分のお勉強もかねてちょっとずつ記事も書いてみようかと思っています。今日のところは、とりあえず自閉症スペクトラム障害に関するセクションを少し読みました。以下、簡単なまとめと雑感。 自閉症関連の診断基準改訂の見通しについては、 旧ブログの記事 で少しふれたことがありますが、おおむねその頃の草稿の方向が維持されています。 大きな変更点は 名称の変更(広汎性発達障害→自閉症スペクトラム) 下位分類の廃止 重症度分類の新設(支援の必要性

    DSM-5 「自閉症スペクトラム障害」雑感 - A Fickle Child Psychiatrist
    kaerudayo
    kaerudayo 2013/05/26
    「カタトニア」ってあのフリーズ状態か。
  • 「子どもの精神科」が増えない理由 あれこれ - A Fickle Child Psychiatrist

    lessorの日記 「子どもの精神科」が増えない理由 lessorさんの記事。児童精神科医ではない方にここまで理解していただけるとありがたいです。きょう先生も書籍に書かれた甲斐があったのではないかと思います。実際自分の勤務している医療機関でも、成人精神科の予約は1枠6分が基ですが、児童精神科は15分枠がデフォルトです。初診にも2倍以上の時間をかけているので、この診療報酬の設定では、確かになかなか苦しいところです。この記事について、当事者サイドから若干補足を試みてみます。 まず診療報酬に関してですが、外来は確かに厳しいけれど、入院に関しては徐々に改善が見られています。ここ数回の診療報酬改定で、児童・思春期精神科入院医療管理加算が新設され、その後、児童・思春期精神科入院医療管理料 に格上げされています。またlessor さんも触れておられる通院・在宅精神療法には、 3 20歳未満の患者に対し

    「子どもの精神科」が増えない理由 あれこれ - A Fickle Child Psychiatrist
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