日大アメフト部問題が全国で関心を集め、今や大きな社会問題として扱われている。普段は注目度の低い大学アメフトが、これほどまでに注目を集めることはかつてなかったことだろう。 問題が発覚して以降、内田正人監督は公の場に現れることがなかったが、19日になって自ら関西学院大に謝罪に赴き、メディアの囲み取材の場で引責辞任を表明した。だがここまで後手に回り続けた同監督の対応のまずさ、また騒動の発端となった常軌を逸した悪質タックルが起こった背景についての説明は明確になされていないことに、批判の声は止んでいない。 結局問題究明は日大から関西学院大に提出される回答書を待つしかないわけだが、これまで周辺取材をしてきた各メディアの報道をチェックし、昨日の囲み会見で自らの指示を否定しなかった内田監督の態度を見る限り、悪質タックルは件の選手が単独で実施したものではなく、指導陣から何らかの圧力があったことは疑いようのな