同性間の事実婚が法的に認められているスウェーデンで1日、国会は同性間の「結婚」を完全に認める法案を可決した。5月から施行される。ロイター通信などが伝えた。 政府報道官は、今回の法案通過で「(カップルの)性別は結婚する上で、もはや何ら意味をなさない」と語った。 スウェーデンでは1994年から、同性のカップルがパートナーとして法的に登録することや養子を持つことなどを認め、異性間の結婚と法的な差別はほとんどなかったが、同性のカップルに対して法律上「結婚」という言葉は使えなかった。ロイターなどによると、法案通過で異性婚と同性婚に法的な差異はなくなった。(共同)