オイスターソースについて(1)オイスターソースのルーツは中国広東省深川。 約200年以上前に瓦製の瓶を満載した船が嵐に遭い荷物を海中に 投げ込んだことがあった。後日住民は海底の瓶に多くのかきがついているのを発見しかきの養殖を始めたという。 中国ではかきを生で食べる習慣がなく、一度かきを塩蔵保存した後、蠣鼓（干しかき）として食べるのが一般的でした。塩蔵保存中に出来た上澄み液は強い旨味とコクがあり、強火で炒める料理の隠し味に使われ始めた。これが牡蠣油＝オイスターソースの始まりである。 オイスターソースの主原料であるカキ汁（エキス） に副原料（蛋白加水分解物、糖類、調味料、糊量など）をバランスよく配合し味を仕上げたもので、オイスター味機能の中華調味料。 濃厚な風味と旨味があるのが特徴で広東料理に欠かせない調味料である。 カキ汁の品質 がオイスターソースそのものの品質を決定する大きな要因となる。
