前回に引き続き、20万人を超えるフォロワー数を誇る謎のTwitterアカウント「サザエbot」の中の人=なかのひとよ氏をゲストに迎え、インターネットを中心としたデジタルカルチャーの現在にまつわる対話をお届けする。今回はなかのひとよ氏が昨年ドイツのベルリンで行なったプレゼンテーションの様子から、「サザエbot」の今後、そして、なかのひとよ氏自身の次なる活動の構想にいたるまで幅広く話を聞いた。 「匿名性」の真意が理解されたベルリンでのプレゼンテーション ―― なかのひとよさんは2015年の10月、ドイツのベルリンで開催された国際会議「UN|COMMONS」に招聘されて、プレゼンテーションをされて来たんですよね。僕もYouTubeにアップされている映像を見ましたが、あのパフォーマンスはとても評判がよかったと聞いています。ご本人としては海外での初のプレゼンテーションはいかがでしたか? なかのひとよ