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2020年6月5日のブックマーク (2件)

  • 新聞記者最後の日。書けなかったエピソード。|塩畑大輔

    記者をやっていると「書きたいけど書けない」という状況にも出くわす。 大半は「書かれる側」に配慮して、というパターン。 これは読者の皆さんにも想像はつくかもしれない。 もうひとパターンある。 それは「自分が関わりすぎていて書けない」だ。 ファンの皆さんが読みたいのはやはり、アスリート人のエピソードだと思う。その描写に、あくまで「媒介者」でしかない記者が写り込むのは避けるべき。多くの記者がそう考えている。 ただ、記者が写り込むことによるマイナスと、書いた時のインパクトとで、後者が上回りそうな時もある。 天秤にかけて、書いた方がいいのではないか、と悩む。原稿の仕上がり直前まで、その要素を削ったり、また書き込んだり…と。 今回は書かせていただくのは、記者人生の中で最も悩んだケース。 それは新聞記者生活の最後の日のことだ。 よりによって、現場から書く最後の原稿について、僕はものすごく悩むことになっ

    新聞記者最後の日。書けなかったエピソード。|塩畑大輔
  • 第81回 ビールが進む!「種」を使ったソースでつくる、アフリカ・トーゴの国民食とは

    アフリカの笑顔」と称される国がある。 アフリカ西部のギニア湾に面するトーゴだ。日の7分の1ほどの国土に約40もの部族が暮らす多民族国家だが、小型武器の拡散や人権侵害を防止するなど平和を促進する政策に力を入れてきた。そして、歌や踊りを愛し、訪問者にも友好的で親しみやすいという国民性。今回訪れた東京・赤坂のトーゴ料理のお店「エコ ロロニョン(EKO lolonyon)」のシェフ、エドモンド・カマロさんも陽気な笑顔で迎え入れてくれた。 エドモンドさんはトーゴ南部、首都ロメから北東約50キロの位置にあるタブリボの出身。自国で料理を学び、コートジボワールやフランスなど各国のレストランでシェフを務めた後に来日して、2011年にエコ ロロニョンをオープンした。在日トーゴ人は71人しかおらず(外務省2019年6月現在)、ここは格的なトーゴ料理べられる日唯一の店だ。

    第81回 ビールが進む!「種」を使ったソースでつくる、アフリカ・トーゴの国民食とは