みずほ銀行で今月起きた今年5回目のシステム障害を巡り、みずほフィナンシャルグループは31日、金融庁に報告書を提出する。故障の要因やバックアップに切り替わらなかった原因は特定できなかった。写真は、みずほのロゴ。2015年5月15日に都内で撮影。(2021年 ロイター/Yuya Shino) [東京 31日 ロイター] - みずほ銀行で今月起きたシステム障害の影響で、キャッシュカードの紛失登録が遅れ、50万円が不正に引き出されたことが分かった。みずほフィナンシャルグループは31日にシステム障害に関する報告書を金融庁に提出する。故障の要因やバックアップに切り替わらなかった原因は特定できなかった。 金融庁は5回目の障害を受け、銀行法に基づく報告命令を出した。麻生太郎金融担当相は31日の閣議後会見で、個別の金融機関にどのような行政対応を行うかの具体的なコメントは現時点で差し控えるとしつつ、報告内容を
みずほフィナンシャルグループ(FG)が、基幹システムの開発などを担当する人員を、システムの本格稼働後に約6割削減したことが31日、分かった。今年6回の障害を起こしたみずほのシステムは全体像を把握するのが難しいほど規模が大きく、システムに習熟した人員を削減したことが障害の多発に影響した可能性もある。 みずほFGは31日、金融庁に今年5回目となった8月19~20日の障害に関する報告書を提出。この時はみずほ銀行などの営業店と基幹システムをつなぐ機器が故障し、全国の店舗窓口で入出金などができなくなった。
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