トヨタ自動車が2011年後半の発売を目指して開発に取り組んでいる小型2ドアFRスポーツ、『FT-86』。そのFT-86に、4ドアバージョンが存在するとの情報をキャッチした。 これは2日、オーストラリアの自動車メディア、『Carsguide.com』が報じたもの。記事によると、トヨタはFT-86の基本メカニズムはそのままに、ボディを4ドア化したモデルの開発を進めているという。 エンジンは2ドア同様、2.0リットルの水平対向4気筒で、駆動方式はもちろんFR。この4ドアバージョンの最上級仕様には、スバル製の3.6リットル水平対向6気筒ユニットの搭載も検討されているとのことだ。 『Carsguide.com』は、FT-86の4ドア版が2013年にデビューすると予想。「2011年に発表される2ドアの販売が落ち着いた頃、カンフル剤的な役割で投入される」と予測している。 《森脇稔》