ごみのため込みで、近隣住民の迷惑などになる「ごみ屋敷」問題をめぐり、京都市は12日、ごみ屋敷条例に基づき、13日午前に同市右京区の50代男性宅に対する行政代執行を行うことを決めた。京都市は今年7月から男性に対する支援と指導を行ってきたが、問題の解消に至らず、行政によるごみの撤去に踏み切ることにしたという。同様の条例は大阪市などでも施行されているが、市によると、条例に基づく行政代執行は全国で初めてになるという。 車いす利用者は通行できず…少し片付けたが再度うずたかく… 京都市は12日、50代男性に代執行令書を手渡した。撤去対象は、男性宅前の私道(幅約1・3メートル)に積まれた高さ2メートル、南北約4・4メートル、東西約90センチに渡る古紙などの堆積物と、老朽化した2階ベランダにため込んだ堆積物。 男性宅は、4軒続きの木造2階建て集合住宅の南端。同じ集合住宅に住むほかの住民が出入りする際は、男
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